365歩のマーチ♪

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(仮)重慶へのマーチ♪
命名者:H&H

20040216



 今回の結婚写真の撮影において、一番の不安は、撮影時の中国語が分かるかどうかでした。
良人kunが居るとはいえ、中国語で細かい注文をされても、きっと分からないだろうし・・・。
不安を抱きつつ、撮影する部屋へ入室。
暗めの部屋に、日本と同じような撮影セット。
その前に待機するカメラマンとその助手。
するとカメラマンは一言。
「彼、こっちへ来なさい!」
ん?日本語?!
な、なんとこのカメラマンは少しだけですが、日本語が話せたのです!
良人kunは「彼」、私は「彼女」と呼ばれ、何故か全て命令形だったけれど、最初の不安は吹っ飛びました(笑)。
さすがに細かい指示の日本語は分からないらしく、身体の位置や顔の向きは行動あるのみ。
私達の顔や手や身体を、まるでマネキンのように、ボキボキと固定していきます。

 カメラマンと助手のコンビネーションは、さすがです!
段取りが決まっているのか、1シーンの撮影が終わると、指示も受けず、助手は次のシーンの準備や小道具の用意を始めます。
良人kun曰く『どこで覚えたのか怪しげな日本語』で、次々にシャッターを押していくカメラマン。
よく見ると、動きも何だか妙にハイテンション?!で怪しいです(笑)。
「カメラを見なさい!」
「ここ、見て!」
「震えないで!」
「少し笑って!」
「そぉ〜、そぉ〜、OK!!」

 下半身は右に倒して、上半身は左に倒して、首を傾けて、笑顔!
厳しいクネクネポーズにプルプルと震える私を見て、「震えないで!」とカメラマン。
でも、そう言われると、余計にプルプルしちゃうのです(涙)。
2人の背の高さを調節する為に、数枚の板を重ね、その上に私を立たせ、クネクネのポーズの連続。
良人kunと向かい合ったり、背後から支えられたり・・・。
座っての撮影も同様。
食堂などで見かける丸いパイプ椅子に座った私の横に座ったり、背後に立ったり・・・。
私を中心に撮影が進められる為、あっちへ移動、こっちへ移動と大忙しの良人kun。

 私1人の撮影になると、良人kunはカメラマンの後ろ側で待機です。
撮影テクニックもあれこれ凝り始めます。
カメラにフィルターを掛けて、撮影したり・・・。
椅子に座った私のスカートをペロ〜ンとひっくり返し、そのスカートを背景に使ったり・・・。
頭からガーゼのような布を被せて、更に紅葉や蔦のレプリカで、覆ったり・・・。
私を撮影した後に、壁に貼ってある画像を重ね撮りしたり・・・。
着替えの為、撮影室から出て来るや否や「ハネが生えてた!」と重ね撮りの様子を後ろから覗き込んでいた良人kunが教えてくれました。
ん?ハネ?!
天使のハネでも付いたのかなぁ〜(嬉)?なんて、ウキウキしながら、メイク直しされていました。
滅多に無い良人kun1人だけの撮影の時に、その画像が張ってある壁へ近付いてみると・・・。
ガーン!!
ハネと言っても、蝶のハネのコトでした。
しかも!
その蝶は、どう見ても蛾にしか見えない模様をしていました(滝汗)。
蛾になっているのに、お澄まし顔の私の写真は、ある意味、怖いかもしれません。
うげうげ。

 小道具もいろいろ。
ドレス用に造花のブーケを始め、一輪の花やリンゴ、プチ鞄、などなど。
中国衣装やチャイナドレス用に、扇子や傘、かごに花火のレプリカ、などなど。
しかも、扱いが意外と雑で・・・(滝汗)。
撮影が終わると、小道具置き場と思われるソファの上に投げ付ける?!為、どれもくたびれています。
中国衣装の撮影に使われた手鏡の鏡の割れ、持ち手の部分は折れて短くなっているし・・・。
チャイナドレスの撮影に使われた扇子は、軸が1本抜け落ちていたし・・・。
撮影中断?!なるぐらいまで笑えたのが、中国衣装の撮影の鳥かご。
良人kunが鳥かごを持ち、私がその鳥かごを指差し、2人和やかに鳥を見る!なんて写真を撮るつもりだったのでしょう(笑)。
立ち位置を決め、身体をボキボキと固定した後、鳥かごを指差して、カメラマンから視線の指示。
「鳥、見て!」
ん?鳥?!
鳥かごをそぉ〜〜〜と覗き込めば、そこにはひっくり返った鳥が1羽。
「ねねね。鳥って、このひっくり返っているヤツ?」と小声で訊ねると、良人kunは顔を固定しているつもりなのか、目線でうなずきます。
更に、追い討ちを掛けるように、カメラマンが一言。
「鳥を見て、少し笑って!」
!!!
少しじゃ無くて、おおいに笑ってしまって、NG。
再度、身体を固定し直されましたが、笑いはしばらく止まりませんでした。

 撮影が進んでいく内に、シャッターの音が快感になってくる?なんて話をよく聞きますが・・・。
私達の場合は、どんどん緊張感が抜けていくばかり。
後半になればなる程、顔に締まりが無くなっていくので、モデルには向いてないのかもしれません(自爆)。
あひあひ。

 撮影してから、3日後、写真集の写真を選ぶ為、再び写真屋さんへ・・・。
仕上がった写真は、全部で45カット。
もう少したくさん撮ったような気もしますが・・・。
カラーが40カット。
セピア&モノクロが5カット。
封筒の良人kunの名前の横に「日本人」と書いてあるのが、笑えます。
ドキドキしながら、写真の入った封筒を開封!
!!!
厚化粧もナチュラルお肌というか、スベスベお肌に写っているし・・・。
皺くちゃな衣装もチープなブーケも、それ程、気にならないし・・・。
カラードレスの撮影には同色のストールが、ウェディングドレスの撮影にはベールがあるので、プルプル二の腕はきちんと隠れているし・・・。
チャイナドレスで、死体のような真っ白な腕を丸出しにしたけれど、ライトを良い感じに浴びて、色白な腕になっているし・・・。
良人kunもホクロが無いだけで、化粧をしたような感じには全く見えません。
出来映えは、まずまず?!
想像以上でした(笑)。
最初は、緊張した面持ちで写っていますが、だんだん後半になるにつれ、ニヤけてきているように見えます。
鳥かごのカットなんて、笑い皺がクッキリ!でした(苦笑)。

 45カットの中から、写真集用に20カットを選択。
その20カットの中から、更に写真立て用と額用の写真を選びます。
写真集と写真立ての写真は、ダブっちゃうんだなぁ〜(残念)。と思いながらも、20カット選択しました。
そして、選ばれなかった写真は返却するのですが!がっ!!
それ以上に気に入ったカットがあれば、1カット100元で、買取ができるとのコト。
確かに、返却するのには勿体無いかな?と思うようなカットも数枚ありましたが・・・。
まつ毛や怪しい美容液で予想外の出費なのに、これ以上、お金を払わなくてはいけないのか!と思うと、20カットで十分過ぎる程でした。
老板娘が選ばなかった写真の山から、数枚広げて、「これもキレイ。こっちもキレイ。」と「キレイ」の連続攻撃。
こういう場面では女の方に権限があるコトをよぉ〜〜〜く承知しているのか、中国語の分からない私に、面と向かって強気で話し掛けてきます。
「要らない〜。」と柔らかく返事をしても、引き下がる様子は全く無く、逆にヒートアップ。
「日本に居るお父さんやお母さんにも見せてあげなくちゃ!これなんてキレイよぉ〜!!」と、日本に居る両親を勝手に登場させます(笑)。
それでも「要らない〜。」と答える私達に、「キレイ」攻撃が通じないコトが分かると、今度は「ケチ」攻撃です。
隣に座っている予約?撮影?に来ていた人に向かって、「日本人なのに、ケチケチなのよぉ〜。」らしき言葉を口にしています。
それでも要らない様子を見せ付けると、とうとう開き直って、「全部で200元でいいから、持って行って!!」と捨て台詞。
残りの25カットを200元で・・・(汗)。
最初の1カット100元発言なんて、ボッタクリのような気がする・・・(滝汗)。
とにかく幾らかでも引っ張り出そうとする姿に根負けして、良人kunもついには了承しちゃいました。

 2週で完結予定だった『結婚写真を撮影する!』を、1週間延ばした甲斐がありました?!
OJINsanに先週の第364号の原稿を送信した翌日、写真屋さんから電話があり、仕上がった写真集や写真立てを引き取りに行って来たのです。
うひうひ。
買い物に出掛ける前に行ったのですが、店内は、撮影待ちのカップルでごった返しています。
着飾った人が右往左往する中、隅っこの席で受け取ることになりました。
最初に、写真集。
縦30cm×横25cm×厚さ4cm、18ページ。
折り畳みのページも含め、20カットの写真が大きく伸ばされたり、小さく何枚も並べられたり・・・。
表紙の小さな窓にも、2人の写真がはめ込まれています。
次に、ガラスの枠に入った写真立て。
縦30cm×横28cm。
立てる部品こそチープではありますが、写真立て自体は、とてもしっかりしていて、ズッシリした作りです。
差し替えも可能なので、お気に入りの写真を何枚か同じ大きさに焼き増ししておいてもいいかもしれません。
そして、問題の額入り写真。
縦70cm×横60cmのビックリ仰天の大きさ!!
最初の説明の時の見本よりも、大きく感じます。
すでに良人kunは「このサイズでは機内持ち込みできない・・・(汗)。」と、いつになるかも決まっていない帰国の心配をしています。
額に納まっている私達のお澄まし顔は、実物よりひと回り小さいぐらい。
遠目の鏡を見ているような感覚です。
確かにこれは大き過ぎるかも・・・(汗)。と私まで、愕然としちゃいました。
こんなコトなら、額入り写真は要らないから、ガラスの枠に入った写真立てを追加してもらえば良かった!と思っても、もう後の祭り。
額入り写真を袋に入れ貰い、買取の200元の支払いを済ませ、写真屋さんを後にしました。
しかし、この大荷物・・・(汗)。
袋には写真屋さんの名前と大きく「結婚写真」と書いてある為、すぐに何を持っているのか分かってしまいます。
すれ違う人皆が、まず良人kunの顔を見て、次に隣の私の顔を見て、最後に持っている荷物を覗き込むような感じで見て行きます(照)。
こんなコトなら、暗くなってから引き取りに行けば良かったなぁ〜。と仕切りにボヤいていた良人kun。
この額入り写真は、笑いのタネ?話のネタ?になるコト、間違い無し(確定)!!
今も、アパートのリビングで大きな顔(本当にデカい!!)して、座っています。
ふにふに。

 トータルで日本円にして、約2万円ぐらい。
日本で同じような撮影をして写真集を作るとなると、あれこれマイナス点はあっても、さすがにこの値段ではできません。
しかも、全てのネガ付き!!
著作権の関係?でネガが貰えない日本の写真館での撮影を考えると、お値打ち感が倍増です。
また幾らかの出費になりそうですが、お気に入りの写真を引き伸ばしたり、デジタル化したり、後々になっても、いろいろと楽しめそう♪
撮影も楽しかったし、写真集も納得の出来だし、念願叶って、大満足です。
ハピハピ。

 引き取りして数日後、Skunから結婚式の招待状を手渡されました。
招待状には、先日、撮影した結婚写真がバーン!と貼り付けられています。
私達と同じ衣装を身に着け、見たことのある背景で、お澄まし顔の2人。
違うと言えば、彼女の若さぐらいでしょうか・・・(自爆)。
少し早いですが、結婚おめでとう!
幸せになってね。


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apple tree 企画
2003-2004