この日の大会は「東京」武道館。「日本」武道館だと思っていた人もかなりいたようだが、闘龍門が日本武道館に進出となれば、もっと大ニュースになっている! とはいえ、東京武道館もなかなかのキャパシティを誇り、かなりビッグマッチなのは確か。しかもしかも、この日発売となった『闘龍門大百科』(東邦出版)を会場内でも特別販売! お陰様で試合開始前に500冊完売となりました。
 ちなみにこの東京武道館、普段は本当に武道に使われるようで場内は土足厳禁! なんか地方体育館みたいです。

 しかしこの日もギッシリ入りました。主催者発表で観衆は5500人、間違いなく超満員札止めだった。闘龍門人気は本物である。
 今大会のオープニングマッチは斉了がケガのため、急遽横須賀vsドラゴン・キッドのシングルマッチに変更。とはいえ、なかなか興味深いカードだ。横須賀は大百科・名鑑のアンケートで「食らいたくない技は?」という質問に対して「キッドのウルトラ・ウラカン・ラナ」と答えている。終盤、そのウルトラ・ウラカンを食らってしまった! しかしカウント2でキックアウト! そして渋い返し技で勝利。横須賀の絶好調はまだまだ続くのか。

 続く第2試合は、8.30後楽園で因縁が勃発した大鷲vsTARUがサシで勝負。闘龍門の数少ないヘビー級同士の対決だけに、豪快な攻防が続いていたが、大鷲が持参した鉄パイプを乱打し反則決着となってしまった。試合後も乱闘が続いていたが、そこへ岡村社長が登場して大鷲に一喝! さすがの大鷲もおとしなく引き下がるしかなかった。これには場内、ヤンヤヤンヤの大喝采だった。

 第3試合はヴェネツィアの敵を取るために、K-ness.とYOSSINOがタッグを結成し、ドッティ&ブラザーと対戦。試合は目まぐるしく展開し、なかなかの好勝負だったが、ドッティ組が徐々にラフファイトへ。混乱の中、サブレフェリーの玉岡レフェリーにテーブルの上へのスーパーパワーボムを見舞うという暴挙に(下の写真は哀れにも担架で運ばれる玉岡レフェリー)! これに怒ったクネス組のセコンドに就いていた横須賀が乱入し、ジャンボの勝ち!を見舞う。続けて失神していたメインレフェリーの八木がフランスパンでブラザーに一撃! そこをすかさずYOSSINOが丸め込んで勝利!
 もう終盤は悲鳴、怒号、歓声が乱れ飛ぶという大混乱の一戦だった。試合後、クネスとYOSSINOは「タッグを組むのは今回だけ。闘うほうが楽しい」と宣言。次期シリーズのタッグリーグでの対戦を約束した。

今大会からブラザー&ドッティが、それぞれ「"brother"YASSHI」「ドッティ修司」に改名。何とも大百科泣かせの二人だ……

 セミは望月&土井&アンソニーvsCIMA&フジイ&JUNの6人タッグ。両軍、次期シリーズを見越して土井とJUNが中心の闘いとなっていたが、何と大鷲が突如入場ステージに現れ、CIMAに暴行! これが尾を引いたか、CIMAは土井にフォール負けを喫してしまった。とは言え、土井はこの勝利をキッカケに飛躍する可能性大か? 対するJUNは? タッグリーグが楽しみだ。

 メインは堀口vsアラケンvsミラノvsSUWAvsマグナムによる、敗者髪切り(一部髪のばし)5WAY金網マッチ。ただでさえ曲者ぞろいなのに、同じチーム同士の堀口とマグナムの間に亀裂が入っている状態というのがミソである。

 まず注目だったのは、誰が1番最初にエスケープするかだ。なにせエスケープ第1号には次期UDG挑戦権が与えられる。
 指を負傷しながらも必死にエスケープを試みるアラケン。それを防ごうとしていた堀口。そこへマグナムがなんと堀口にドロップキックを見舞い、結果アラケンがエスケープ第1号をゲットした。マグナム曰く「王者として一番ラクそうな奴を挑戦者にしたほうがいいんだよ」と言うわけだ。
 その後はコミカルな部分を織り交ぜながらも、エスケープの奪い合い! 観客は声援を送りながらも、誰かが金網に昇る度に悲鳴をあげる!

 SUWAとマグナムがほぼ同時にエスケープしたことで残ったのは、なんとミラノと堀口! Do FIXERからのパウダー攻撃で劣勢に立ったミラノ。そこへ菊池リングアナから鍵を奪ったマグナムがブルーボックスを持って乱入。最後の最後で堀口を救うのかと思いきや、何と堀口に一撃! そのままA.T.ロックを決めたミラノが勝利! 何と堀口、髪切り決定!
 この展開には観客も言葉が出ないといった様子。しかもマグナムは詰め寄るDo FIXERのメンバーに対して、斉了のケガしている腕を蹴り上げ、「ミラノ、俺からのラブコールは分かっていただろ? タッグリーグでは俺とタッグを組もう。お前にその意志があるなら堀口の髪を刈れ!」とバリカンを渡す。堀口も潔くリングに座り、ミラノも意を決して堀口の髪を刈った!

 試合後、堀口は「マグナムの言う通り、これは勝負の世界。負けは負けだよ」とコメント。マグナムに対して怒り心頭のDo FIXERのメンバーは「これからは俺たち4人がDo FIXERだ」と、事実上リーダー追放を宣言。

 対するマグナムは「ミラノだってリーダーなんだから、ここらでのし上がらないとダメだろ」と改めてタッグ結成をミラノに迫る。しかし別にDo FIXERを脱退するといったようなことは言ってはいない。それどころかリーダー同士がタッグを組むよようなニュアンスだった。
 今まで散々マグナムに騙されてきたミラノだったが、さすがにチームメイトだった堀口を髪切りまで追い込んだマグナムに対して、タッグ結成を受諾。YOSSINOも「俺もクネスとは1度だけタッグを結成した。だからミラノさんもタッグリーグでだけにしてほしい」と条件付きながらマグナム&ミラノを認めた。

 この大会は、歓声と悲鳴が乱れ飛ぶほど大波乱の連続だったが、新たなドラマへの予告も多く含まれていた。次期シリーズ、タッグリーグは星取以上に、因縁ドラマがどう展開していくか楽しみで仕方がない!■

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