『バックステージリポート』終了につき、今後リポートをどうしようか検討中。よって今回は暫定企画! 『PRIDE GP 2nd Round 地上波では見られなかった部分リポート』をお届けする。

 しかし、この日のさいたまスーパーアリーナ(以下たまアリ)は、お客さんが入りまくっていた。前回のGP開幕戦が最高の盛り上がりを見せ、この大会もフジテレビが猛烈にプッシュしたことで、なんと4万3711人というたまアリでのPRIDE興行史上最大数の入りを記録! しかも小川応援シートのお客さんに配られた黄色いハッスル応援グローブが目立つ目立つ。もう会場内暑い暑い。エアコンも効かないくらいの熱気!

 熱気のせいかオープニングセレモニー後に、何と赤コーナー側の入場ゲートが故障! 第1試合に出場するニーノの入場が青コーナー側では始まっているのに、故障した入場ゲートにセレモニーに出ていたノゲイラやヒョードルが取り残されるという珍事件。「こりゃまた出鼻をくじかれて、桜庭選手のモチベーションが下がるんじゃ……」と心配になったが、数分のインターバルの後に桜庭入場。いきなり鈴木雅之の「♪夢でもし逢えたら〜」という曲が流れ、その後に『SPEED』にチェンジ。そうしたらパジャマ姿の桜庭登場。この後は地上波放送の通り。
 試合終了後にマイクを取った桜庭は「一本取ってぼくもハッスルしたかったんですけど、ハッスルできませんでした。8月の大会も出られたら出たいです」とアピール。しかし、大会終了後に榊原社長から発表されたのだが、桜庭選手は両膝の靱帯を痛めていてスパーリングがまったくできなかった状態で試合に挑んだとのこと。8月の大会も体調次第ということになるそうだ。

 ジャクソンvsアローナはジャクソンがパワーボム気味に持ち上げてバスターで叩きつけ、続けざま鉄槌を見舞いアローナを完全KOしてみせた。アローナ曰く「叩きつけられて気付いた時には試合が終わっていた」そうだ。
 今大会は相手をマットに叩きつけるバスターでヒヤリとするシーンがいくつか見られたが、榊原社長によると「危険かもしれないがバスターを禁止するつもりはない。クイントンがあの技(パワーボム)が得意なのは分かっているんだから、あの体勢にならないように防御ができなければPRIDEのトップには立てない」とキッパリ。

 ハリトーノフvsシュルトは壮絶な打撃戦。下馬評ではハリトーノフ圧倒的優勢の声だったが、シュルトも元キング・オブ・パンクラシスト。血みどろになりながらも食らいついていき、最後は1R終了直前にレフェリーストップで惜しくも敗れた。
 ハリトーノフも試合後「今日はグラウンドで決めようと思っていたができなかった」と語っていた。また、マスコミ陣から「ヒョードルが本命、貴方は穴と言われていますが?」という質問が飛ぶと、「自分がヒョードルの次の選手みたいに言われていることに関してはコメントを控えたい」と答えた。現RTTのエース(ハリトーノフ)vs元RTTのエース(ヒョードル)の因縁の顔合わせは決勝大会でぜひ見てみたいところ。

 小川vsシルバはもう会場が最高潮の盛り上がり! 小川の入場時には特大の小川コール。前回の開幕戦で3年半ぶりにPRIDE復帰を果たした小川だが、“ハッスル効果”(正確にはハッスルポーズ効果か?)もあって、今や完全にPRIDEの主役。今大会のパンフレットの表紙も小川だった。紹介VTRも前回は「暴走王がPRIDEに帰ってきた」という感じで小川の強気な発言などをフューチャーしていたが、今回は「今まで柔道でもプロレスでも異端児扱いされ、勝った負けたで決まる世界に嫌気がさしていた小川がシビアな世界に帰ってきた。ファンはそれを喜んでいる。小川よ羽ばたけ!」と、桑田佳祐の『PRIDEの唄』をBGMに小川を後押しするモードにシフトチェンジ!
 試合は地上波放送でご覧頂いた通り。シルバの大きさにやや手こずったものの、試合内容は小川の圧勝。試合後は恒例となったハッスルのPRとハッスルポーズ。しかしハッスルTシャツやおーちゃんTシャツを着たお客さんが多かった。

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