さて、一応は今回も運良く(?)PRIDEを取材させてもらったので、一応レポートを書こうと思うのだが……しまった! まだ「バックステージリポート」に変わるリポートを考えていなかった。
 というわけで、今回またも“暫定企画”! 『PRIDE武士道〜其の四〜 名古屋ぶらり旅リポート』ということにさせていただこう。

 まずは名古屋駅。「レインボーホールに行くには何番線のどの電車に乗ればいいのかな〜」なんて思っていたら、パンクラスTシャツやBTTのTシャツを着た人が何人も立っているホームを発見。わ、分かりやすい。
 このクソ暑い中、3連休の最終日というのにレインボーホールの前は人でごったがいしてる。各選手の所属ジムがズラリと並んでグッズを販売。やはりTシャツ類がかなり売れている様子。
 プレス受付でいまや話題の笹原ハッスルGMに軽くご挨拶し、会場内へ。プレスルームも地方大会ということで、いつもよりもずいぶんマスコミの数も少ない。客席の方へ移動すると、試合開始の15時の時点で結構埋まっていた。カード的にもちょっと弱いかなと思われていたが、まぁPRIDEの名古屋大会は久し振りだし、最終的には1万0892人(主催者発表)の“満員”の観客を動員。

 まず“武士道挑戦試合”が2試合行われたのだが、これって挑戦試合なんだから試合開始時間の15時じゃなくて、開場時間あたりから始めればいいのに。見たい人は早めに会場に来て見ると。そのせいでメインあたりで、関東などから来ているお客さんが帰りの時間を気にしながら見る(またはメインを見ずに帰る)なんてことをしなくて済むと思うのだが……

 武士道は相変わらず出場選手以上にバックステージが豪華絢爛だったりする。この日もTV解説を務めた桜庭選手、挨拶に現れた吉田選手、挑戦試合に出場した佐々木選手のセコンドに就いた田村選手、フィンク選手のセコンドに就いたジャクソン選手、BTT勢のセコンドに就いたスペーヒー選手、戦闘竜選手、エンセン選手などを見かけた。ちなみに田村選手は本戦全試合を佐々木選手と共に、記者席に座って観戦していた。

 第1試合に出場した三島選手は、スパイダーマンマスクと近鉄バファローズのユニフォーム姿で入場。試合は辛くも判定勝利し、ガッツポーズを連発。試合後マイクで「負けたら引退を考えていた」と告白し、パフォーマンスとは裏腹にかなりの決意を持って試合に挑んだ様子。プロレスラーではないのに、パフォーマンスを取り入れ客を沸かすことのできる三島選手は武士道にとっては貴重な存在だけに、まだまだ頑張ってほしい。

 パフォーマンスと言えば、この日は入場に趣向を凝らせた選手が多かったが、マッハ選手と対戦した“ファンキー”ブラディ・フィンク選手はアフロヘアーのカツラとストライプ地のシャツという出で立ちで入場。い、意味が分からない……。試合後、「テーマは“ファンキー”なんで、楽しんでもらいたかったんだ」と語っていたが、さすがはランペイジ・ジャクソンと同じジム仲間……。でも見た目はランペイジとは逆にインテリお坊ちゃんみたいなんだけどね。

 第4試合の注目の“崖っぷち”日本人対決は、まずはヤマケンが『キル・ビル』の「Battle Without Honor Or Humanity」で入場。続く美濃輪選手は、客席で美濃輪応援団がノボリを振る中で入場と、入場時から盛り上がっていた。バチバチに喧嘩ファイトを見られるかと思ったが、試合は意外にも美濃輪がグラウンドでのパンチの連打でアッサリ勝利。武士道シリーズでは真価が発揮できていなかった美濃輪選手だが、待望の勝利。
 マイクを持った美濃輪選手は「こんにちは」と、ラッシャー木村ばりのマイクパフォーマンス! トドメに俺がリアルプロレスラーだぁぁぁぁぁぁ!」と絶叫。インタビュースペースでも「韓国での試合で連戦でしたが、疲れはなかったですか?」という質問に対して「疲れはないです。プロレスラーですから」、「プロレスラーとして満足いく試合はできましたか?」という質問に対しては「目指すはリアルプロレスラーですから。まだ種を植えた段階です」などなど美濃輪語録を連発。面白いぞ、美濃輪!

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