過去のリポート
CLIE PEG-NX70V
エンターテインメントPDA「CLIE NX70V」を仕事で使う!

 PDAを持つようになったキッカケはメインPCがMacだったからだと思う。Macのノート型はデカイし、重い。小型軽量のサブノートも存在しない(2400cも重いしね)。それでもMacのなかに入っているテキストデータやPIMデータ、住所録などを外に持ち出したい。できればメールチェックなんかもできたらいうことない。そこで目を付けたのがPDAだ。なかでもPalm OS搭載機はMacとの連携が容易だということもあり、当時はまだ標準の日本語OSが存在していなかったPalm IIIにJ-OSを入れて使いだしたものだ。
 その後、いくつかのPDAに乗り換えていくうちに、だんだんとPDAに求めるものがぼやけてきた。書籍編集やデザインという仕事柄、いざ作業をするとなれば重くてもPowerBookを持っていくし、PRIDEの取材やインタビューとなればデジカメとMDを持っていく。スケジュール管理はやはり紙の手帳のほうが便利だったりする。もうPDAは必要ないのか……そう思っていたときに登場したのがソニー製PDAの「CLIE」だった。
 いままでは簡単な作業を素早く手軽に、という感じで使っていたPDAだったが、CLIEでは音楽も聴けて、文字も読みやすくなって(=ハイレゾフォント)、画面もすごくキレイなカラー液晶を搭載した(※初号機は除く)。これ一台持っていると、パソコンやウォークマンほどではないまでも、それに近い作業がいろいろできるという「エンターテインメント性」が強化されたわけだ。
 とくに今回、静止画も動画も撮れるデジカメとPalm OS5を搭載し、鳴り物入りで登場した「CLIE PEG-NX70V」は、エンターテインメントPDAとして完成形にあると思う(各所にまだ不満はあるけど、これ以上の機能はいらないだろうという意味で)。

 ではNR70Vは「遊び」だけで「仕事」には使えないのか? いや、そんなことはないぞ! とくに限定カラーのグラファイトグレーはなかなかシックだし、ビジネスシーンにも似合う。いささか個人的ではあるが、NR70Vを仕事で使うことを想定していくつか検証してみることにした。