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A・ブッチャー初の自伝がついに発売!

高田延彦引退記念本『「高田延彦」のカタチ』発売

SECOnDオリジナルTシャツ限定販売!

桜庭自伝第二弾『帰ってきたぼく。』発売決定!

2002年7月16日Dynamite!第二回記者会見

2002年7月9日Dynamite!第一回記者会見

どうする、どうなる!? PRIDEアンケート結果発表

桜庭自伝『ぼく。』制作秘話

 「アイ・アム・プロレスラー」高田延彦、2002年11月24日引退……『PRIDE.23』での田村潔司戦を最後に22年間のレスラー生活にピリオドを打つ。
 近年、桜庭選手や高山選手の活躍により、改めて「UWFインターナショナル」という団体が見直されている。そんな中、大将である高田選手が引退するということで、Uインター……強いてはUWFを特集したムックや書籍が、高田選手の引退試合前後に多数出版される。その中で、高田道場の全面協力を得て作られたのが、この『「高田延彦」のカタチ』である。
 本書は、高田選手と縁の深いレスラー、格闘家、友人、知人、関係者、記者たちから語られた、高田選手に関する秘話や送別の言葉を集めた引退記念本である。奥様・向井亜紀さんが綴る「夫・高田延彦」、友人から見た「人間・高田延彦」、レスラーから見た「スター・高田延彦」など、それぞれ違った視点から語られることで、私たちが知らない「高田延彦像」が浮かび上がってくるはずだ。

 レスラー、格闘家では、アントニオ猪木をはじめ、天龍源一郎、吉田秀彦、越中詩郎、武藤敬司、橋本真也、蝶野正洋、佐山聡、佐竹雅昭といったメンバーに加え、桜庭和志×高山善廣の愛弟子対談と、安生洋二×宮戸優光のUインター元取締役対談も収録。目玉はなんと言っても田村潔司選手へのインタビュー! 何とその中で「高田さんが悪い!」という発言しているのだが、さて、何のことについて言った言葉なのでしょうか? それは読んでのお楽しみ!
 個人的にオススメしたいのが、山崎一夫さんと山本小鉄さん。お二人ともインタビュアーを担当させてもらったが、山崎さんはご存じの通り、高田選手とは兄弟分のような関係だっただけに、新弟子〜インター時代の貴重なお話が聞けた。また小鉄さんにとって、高田選手たちは自らが指導した最後の弟子。それだけに暖かくも厳しい言葉はなかなか気持ちいい! 

 また、去る11月15日深夜、フジテレビ系で『高田延彦引退ドキュメント 最後の選択』という番組が放送されたが、この番組内に出てきたスーパーバイザーの坂口さん、元関脇・寺尾こと錣山親方、高田選手のガウンを制作するひびのこづえさん、カメラマンの宮澤正明さん、PRIDEプロデューサーの榊原さんといった方々も本書には登場している。高田選手を支えてきた、いわゆる「裏方」の方々の話は、高田選手の人柄がよく分かる。
 その他にも作家の百瀬さん、DSE森下社長、島田レフェリー、和田レフェリー、ターザン山本さん、週プロの佐藤編集長、ゴングの金沢編集長といった、お馴染みの方々も登場する。
 ちなみに表紙の写真は宮澤正明さんが撮影したものだが、高田選手の最後のガウンが赤地に青のラインという、猪木全盛期の頃の闘魂ガウンと同じ色合いなのは偶然なのだろうか?

 本書は、高田選手の引退試合当日に、定価(本体1333円+税)で東邦出版から発売された。高田総裁の引退試合を見て、感動した人にはぜひ読んでいただきたい!

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