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『嗤う伊右衛門』京極夏彦…すごすぎる。壮絶な愛の物語。こういう結末もありなんだ…と思いました。ハードカバーの初版買っちゃって、布団の中で寝ながら読むと、手も目も非常に疲れる。おまけにラストシーンではボロボロ泣いてしまった。とことん悪の伊藤喜兵衛も、何故そういう性格になったのかが描かれているのがいい。先日、朝日新聞で、狂言の野村萬斎氏が是非この伊右衛門を演じてみたいと語る記事があって、いいかも…と思いました。 『マヤの一生』椋鳩十…戦争のため、不幸に死んだマヤという犬のお話。最近改めて読み直したけれど、意外と淡々とした文章だったことに驚かされますが、感動(悲しさとか怒りとか)は再燃。 『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス…清原なつのという漫画家の方の作品に、名作と書かれていて、早速読んでみて、はまりました。高校時代の友達がデビッド・ボウイの大ファンで、ボウイをモデルに漫画化すると言っていたのですが、完成したのかな…。 『新釈稲妻草紙』寺山修司…山東京伝の『稲妻草紙』を大胆に翻案した作品。映画化は…無理だろうな。 『青いバラ』最相葉月…バラに憑かれた人々のエピソードや数々の物語、そして未知の花色、青いバラを追い求める科学者の研究を追っています。 最相葉月Wiki 『古事記』…言わずと知れた日本最古の史記。原文でなど、到底読める筈も無く、講談社刊の全訳&解説付き文庫を読んでいます。中巻をまず読み始め、現在は上巻にフィードバック。歴史、記録でありながら、神様や天皇の人間的で超人的な物語として楽しんでいます。下巻って面白いのかな。 |
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文庫本の匂いの話 わたしが初めて買った文庫本は、横溝正史の『真珠郎』です。テレビドラマでやっていたのが気になって、小学五年生の時、おそるおそる手に取りました。黒い表紙に黄緑色のタイトル。角川文庫の横溝シリーズは、この色が定番です。表紙がすごくエッチだなーと思って、恥ずかしいので裏返して読んでいました。その時嗅いだ文庫本の匂いというのが、鮮烈に残っていて、今でも書店に並んだ文庫本を開くと、当時の記憶が蘇ります。 |
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『クリンクラン』生田萬・伊藤桂司…AからZまでの頭文字の造語で綴られた絵本です。MIKIハウスが出版していて、おしゃれ。 『百万回生きた猫』佐野洋子…タイトルを聞いただけで涙が出る(;_;) 『フローラ逍遥』澁澤龍彦…ボタニカルアート花の絵と、澁澤氏の花にかかわるエッセイ。美しい。 『エッシャーの宇宙』ブルーノ・エルンスト…エッシャーの作品集です。理数系の絵です。 |
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『エロイカより愛をこめて』青池保子…小学四年生の夏、旅行をした帰りの電車の中で読むために買ってもらった、“ビバプリンセス”(とてつもなくぶあついっ!)に、第二話が載っていました。少女漫画なのに、なぜかレオパルト戦車が出てきて、髪の長い、面長で足の長い男たちが大活躍っ!思えばこの歳まで、あしゅけはずーっとエーベルバッハ少佐に恋し続けているのかも知れません。伯爵の切なさ、分かるのよねー。 『弥次喜多in deep』しりあがり寿…前作『真夜中の弥次さん喜多さん』から、出版社が変っての続編。一見すんごく雑に書きなぐった絵なんだけど、それが物語に合うのね。絵があんまり精工だと、この人の描きたいテーマの場合、邪魔なってしまう。だからこのタッチがいい。 『AKIRA』大友克洋…あしゅけは個人的には第一巻で死んでしまった山形君が好きでした。大柄で友情に厚いところなど、花組の水下さんにイメージが似ています。雑誌で読むのが嫌で、アメリカンコミック風の単行本が出る度に買っていました。全巻揃うと色がきれいだけど、場所をとります。ヤフオクで売ってしまいました。 『百物語』杉浦日向子…一巻から三巻までの画風を見較べると、荒削り風な感じから、どんどん洗練されていくのが分かります。内容はどれも濃い。 『バケツでゴハン』玖保キリコ…動物園の動物たちが、実は人語を解し、動物の町から働きにきている?!という不思議なお話。三巻まとめて買って、後は一巻ずつ揃えていきました。社内恋愛あり、親子愛あり、動物界もいろいろと大変なのね…。NTVでアニメ化されて、主人公ギンぺーの声が考えてたのと違うのにショックでした。ミンクのミミを神田うのちゃんがやってました。第一期のNTVでのオンエアは短命でした(T_T)現在『おはスタ』(TX)番組内でOAしていますが、時間の都合上一度も見たことがありません。 『一生懸命機械』吉田戦車…一話完結の機械たちの物語。名作です。二巻出たっ!二年半ぶりだってッ!待たせるなよなーっ!って感じだったけど、面白さは相変わらずです。 『DEATH NOTE〜デスノート』作:大庭つぐみ・画:小畑健…少年ジャンプに連載された本格SFサスペンス。社会現象にもなって、映画、ノベル、スピンオフと、原作からどんどんかけ離れて独り歩きしている感があります。わたしは完全にブームに乗り遅れました。原作内のメロとニアが月の前に現れる第二部のちょっと前くらいの時間軸からはまりました。小畑さんの絵がうまいです(≧〜≦)イラスト集は買っていませんが、カラーの絵や漫画が欲しくて小説や写真集を買ってしまった(´д`)ちなみに、大庭さんは覆面作家だそうです。かっこいー デスノートリンク |