『春宮物語』
かあさんのこと
ぼくのかあさんはこきでんのにょうごとよばれています。うだいじんのむすめです。だからぼくはうだいじんのむすめのむすこです。
みかどのこと
みかどはぼくのおとうさんです。このよでいちばんえらいひとです。ぼくはおとうさんのさいしょのみこですからうまれながらにとうぐうになるときまっていたのだとかあさんがいっていました。
わかみやのこと
ぼくにはおとうとがいます。ぼくのつぎにうまれたあたらしいみこだからわかみやとよばれています。でもわかみやはかあさんがちがうのです。きりつぼのこういのこなのです。きりつぼのこういはみぶんがひくいからこういのこはぼくみたいにとうぐうにはなれないのだとかあさんがいっていました。かあさんのいうとおりわかみやはしんのうにはならなくてしんかにおろされてげんじというせいになりました。
きりつぼのこういのこと
かあさんはこういのことをいやしいおんなだといいます。りっぱなうしろだてもないおんなのくせにみかどをたぶらかしているしょうわるおんななのだそうです。つぼねのまえのろうかでなんどもこういをみたことがあるけれどとてもきれいだしわるいひとにもみえなかったです。
あおいのうえのこと
あおいはさだいじんのひめです。あおいのあにのくろうどのしょうしょうはぼくのかあさんのいもうとのおむこさんです。かあさんはあおいをぼくのきさきにしたいといっていました。なぜかというとうだいじんけとさだいじんけはなかよくしなければいけないからだそうです。でもさだいじんはなかなかへんじをくれないのです。さだいじんよりもくらいがうえだからあおいをだししぶっているのだとかあさんはいいましたがげんじがげんぷくしたあとのそいぶしのぎにあおいがえらばれそのままげんじとけっこんしてしまいました。
うだいじんのこと
おじいさんはぼくがとうぐうになったことをかあさんいじょうによろこんでいます。ぼくがつぎのみかどになったらおじいさんはだいじょうだいじんになれるからだそうです。だいじょうだいじんというのはみかどにかわってまつりごとをおこなうとてもえらいやくしょくなのだそうです。みかどよりえらいのときいたらそんなことはないよといっていました。
ふじつぼのこと
かあさんがあたらしいにょうごがじゅだいするわといっていました。それがふじつぼのにょうごです。さきのみかどのみやなのでかあさんよりもくらいがたかいのです。それにとてもわかくてきれえです。
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