『シンベリン』
かんそう


 何だか非常に難儀やなあ…という物語です。

 ローマの伊達男ヤーキモーはポテュマスとイモージェンの運命を引っ掻きまわした張本人です。ヤーキモーが関わらなければ、二人はほとぼりが冷めた頃に、無事再会出来たはずでした。
 ベレーリアスはシンベリンの運命を引っ掻きまわした張本人です。そもそもベレーリアスがシンベリンの息子二人を攫わなければ、イモージェンも王位継承のトップに立つこともなく、降嫁してポテュマスと問題なく結婚できたのかも知れません。

 元はといえばあの時もう少し○○だったら、こんなにこんがらかったことにはならなかったのに…ということが重なりに重なって、それでも運命は未来に向かってしか開かれないんだよねえ…というハッピーエンドです。

 って、おいおい、しかしこれってハッピーエンド?戦争で死んだ兵士たちの死って丸っきり無駄だったんじゃない?と悩むところもありますが、ロマンス劇なので、その辺りはあまり考えない方が良いです。

観た日2003年7月18日(fri)

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