5. 飲泉と吸入

5)飲泉や吸入療法について教えてください。

温泉水を飲むことを飲泉といい、温泉水を吸入器で蒸気にして吸い込むすることを吸入といいます。飲泉や吸入は日本ではめずらしいですが、ヨーロッパではよく見かけます。日本のような入浴習慣がない外国では、温泉が入浴を意味するとは限りません。

 飲泉により胃粘膜の血流量が増加し胃腸疾患に良いとされていますが、薬ほど効果はない?ようです。また鉄泉は鉄欠乏性貧血に効くとされていますが、温泉に含まれている鉄の量は微量ですので効果はほとんど期待できません。

 吸入療法は喀痰の粘稠度を低下させて、喀痰を排出させやすくする方法ですが、蒸気を発生させる吸入装置が日本の温泉水(酸性泉や硫黄泉が多い)ではすぐに傷んでしまうので、あまり日本では実用的ではありません。
 気管支喘息では温泉の蒸気が刺激となって発作を誘発する可能性が高く危険です。特に硫黄の臭いは強いので、注意が必要です。

       
     エアロゾル療法       飲泉療法     鼓室内通気法
                (某ホテルのパンフレットから)

 

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