要旨4

要旨4

The Effects of Hydraulic pressure on Atrial natriuretic peptide during Rehabilitative Head-Out Water Immersion

 「全身浴によるリハビリ中の静水圧が心房性利尿ペプチドに及ぼす効果」

Life Sciences  69:1017-21, 2001

 健康成人12例が42ºCの湯に中腰で頚部まで10分間つかった。入浴前、入浴開始から15, 30分後に血液中の心房性利尿ペプチド (HANP) と脳性利尿ペプチド (BNP) を測定した。対照群として健康成人8例が37ºCの湯に10分間入浴し同様の検査を行った。

 入浴15分後にHANPは入浴前値の約2倍に上昇してから、30分後には低下していった。BNPは有意な変化はなかった(下図)。また37ºCの湯に10分間入浴しても同様の結果が得られた。

 入浴により静水圧がかかり、下半身の血液が水圧のかかりにくい胸郭内に移動し(静脈還流の増加)、心臓への負荷が増大したために、(心臓が心不全と勘違いをして)利尿作用のあるHANPが分泌されたと考えられた。

         

   注意:この要旨は医学論文をあまり読んだことのない方のために、詳細を
     かなり省略して内容をわかりやすくまとめたものです。正確な内容
     を知りたい方は上記文献の原文をご一読下さるようお願いします。

              

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