『第63回日本バプテスト連盟総会を受けて(その1)』

11月19日 吉田真司牧師

 先週15日(水)〜17日(金)にかけて静岡・天城山荘にて日本バプテスト連盟(以下「連盟」)の第63回定期総会(結成70年記念総会)が行われました。全国287教会の内201教会(295名の代議員)が参加しました。およそ7割の教会から代議員が出席する中、残りの3割の教会が様々な理由で参加できない現状は、協力伝道の意志をもって結成されている連盟の長年の課題です。そしてその理由の多くは教会の財政的事情にあります。超高齢化する社会情勢の中、諸教会はそれにまして高齢化しています。また地方と都会の人口格差がますます拡大する社会の映しがそのまま連盟諸教会にも如実に表れています。近年、その連盟全体の教勢報告は横ばいで、他教派・教団に比べますとその体力を維持していた連盟でしたが、ここのところ軒並み右肩下がりの傾向が顕著になってきました。今総会では、そのような現状を踏まえ、これからの連盟活動(それは諸教会の活動そのもの)について、70年の歴史の振り返り(感謝と悔い改め)と共に協議し決議して参りました。この度の総会牧師は野中宏樹牧師(鳥栖教会)で、開会・閉会礼拝に加え70周年の特別プログラムでの三度のメッセージを、また朴思郁宣教研究所所長が記念講演をくださいました。その一つひとつから歴史(過去・現在・未来)を見つめる重要な視点を示され、浮ついた単なる記念ではない、くさびが打ち込まれる様な心に残る悔い改めの機会となりました。それらから受けたこと(所感)について、この巻頭言の誌面を用いて連載して参ります。ちなみに、今回私が与えられた議席の前列真ん前は偶然にも実父の議席でした。決して意図的ではないその配列に、神の采配を感じます。三日間その実父(53年の牧師経験者)の背中を見つめながら、連盟70年の歴史について考えさせられました。やや小さくなった実父の背中でしたが、しかしその背骨(信仰と生き様)の逞しさは遥か及ばないものです。そしてそれは、数多の信仰の先達の背骨そのものです。そこから学び継承してきた信仰の恵みを感謝し、また課題・宿題を受けとめて、新たな歴史を展望して行きたいと思います。(つづく)

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