思いを尽くして主をたたえよ(新生讃美歌270番)

 曲はアイルランドの民謡(CLONMEL)で、英国の子ども賛美歌で紹介され(1926)、子どもたちによって歌われていました。この曲に出会い親しみを覚えていたマケラス氏は、そこにマルコ12:30『心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また隣人を自分のように愛する』からインスピレーションを受け、「心と体すべてで神を讃える」をテーマとした詞を創作していきました。後に賛美歌コンクールで評価を得、南部バプテスト歌集(1975)で紹介されました。日本語訳では1節3段目の「うえより」という歌詞が高音域になっているなど、旋律に相応しく訳されています。原詞(英語)では「うえ」(above)が一番低い音にあてられていて、日本語訳のほうが旋律にマッチしています。マケラス氏は米国サザン・バプテスト神学校教会音楽科の一期生(1944)で、同校で音楽学、賛美歌学、礼拝学を長きに亘り指導し、バプテストの教会音楽の働きに大きく貢献しました。

 楽譜の左上のUnisonとは「一つの声で」という意味です。今月も心をあわせ、礼拝に招かれた感謝をもって主をしてまいりましょう。

作詞:H.T.マケラス
作曲:アイルランド民謡  編曲:W.J.レイノルズ

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