1. Quadra605へのFDD→C.R. Melco MCR-SFB換装 2. Quadra605でPCカードを使おう! 3. Quadra605へのCHB35INT内蔵 4. CPU交換と抵抗移動でSpeed-up! XC68040/33MHz  5. Asante MCiLC 10Tを取り付けよう

2002.6.15作成

Quadra605へのCHB35INT接続

 Century CHB-35INT はATA規格ハードディスクを、SCSIハードディスクに変換する画期的な基盤です.この変換基盤はPowerMac 6100で使っていましたが、おさがりとしてQuadra 605で使うことになりました.取り付けはNICカードと電源の間に固定ホルダーを接着しネジ止め(黄色矢印)しました.作業手順は下記の通りです.

1.IDE及びSCSIケーブル自作
2.基盤用+5V電源加工
3.CHB-INT35 のターミネーション設定
4.CHB-INT35 の固定

1.IDE及びSCSIケーブル自作
 自作ケーブルは内蔵カードリーダー記事に詳細がありますので過去記事参照願います.

2.基盤用+5V電源加工
 電源基盤+5Vから直接電源を取りました.電線は絶縁チューブを被せ右写真のように電源内側後部から外側へ出してコネクターを取り付けました.

3.CHB-INT35 のターミネーション設定
 CHB-INT35のターミネータ設定は該当端子(JP4)をショートしてターミネーターをONにする必要があります.SCSI接続は終端のみではなくその基点となるSCSI ID 0もショートが必要です.
 写真はJP4をSHORT(黄色位置)して収縮チューブ(矢印)にて絶縁した状態.

4.CHB-INT35 の固定
 固定には電線支持用、F用片サドルを使い半分に切断しシリアルコネクタ金属ボックス上にエポキシ系接着剤にてF用片サドルを接着、その後3mmビスにてCHB-INT35を固定しました.
 F用片サドルの規格は1.6mm3芯用を用いました.CHB -INT35固定側塩ビ厚(矢印)は4.0mmになります.

取り付け位置は下記の通り.
 *赤色矢印 X 桃色矢印=2.2cm X 7.3cm



Norton System Info. Ver. 3.5.1 測定結果

測定はNorton System Info., BHA B'sBench, ATTO ExpressPro-Tools共に同一環境.
・CPU : XC68040RC25M/33MHz
・HD : Quantum Fireball Lct15 (15GB) + CHB35INT
・Disk Cache : 128KB
・Video : 1MB (512KBx2枚)
・RAM : 68MB
・OS : MacOS 7.6
・Formatter : B's Crew3.1.8

 CPUはモトローラXC68040RC25Mと68LC040にて計測、測定はノートン推奨値ディスクキャッシュ128KB、バスクロックは33MHz(XC68040)と25MHz(68LC040)にて行いました.ディスク値は約2倍225まで上がりましたがシステム評価値はQuadra650と変わらずです.むしろQuadra650と同等になったと喜ぶべきかな?(uu

B'sBench Ver.1.0.8 結果(Data size 1-10MB を選択計測)
Read ave. 2.9MB/sec
Write ave. 2.2MB/sec

 Quadra605の内部SCSIはSCSI-1規格ですから規格内の数値です.データ転送レートはS-DAT基盤に依存しますから、改良型CHB35INT2ならば本データのよりも高スコアが得られます.

ATTO ExpressPro-Tools Ver. 2.7結果 (Data size 0-8MB を選択計測)
Sustained Read 3.0MB/s,
Sustained Write 2.2MB/s

 測定値はやはりB's Bench測定結果と比較し酷似しています.両結果からCHB35INTを使うことによってハードディスクパフォーマンスは高くなります.
 以上の結果からPowerMac6100へのCHB35INT2取り付け同様にQuadra605へCHB35INTの取り付けは、ディスク性能を向上させる有効な手段です.自作SCSI, IDEケーブル類が筐体内部で煩雑になりがちですので如何にうまく自作ケーブルを取り回すかがポイントです.

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