1. PM6100のFDD→640MB MOへ換装  2. PM6100内蔵640MB MO→1.3GB MOへ換装 3. YAMAHA CRW8424EとAEC-7720UWを内蔵 4. PM6100へのCHB35INT2接続固定 5. Newer MAXpowr G3 PDS 330MHz 6. Network Printer, hp cp 1160とD.J. 1120CをPM6100へ接続 7. 大容量内蔵電源への交換

2000.12.10作成
2002.05.31更新

PowerMac6100のFDD→MOへ換装

 使用頻度の少ないFDDからMOへ換装.使用しているドライブは2000年8月生産の富士通Mocking Bird MOです.2000年11月から2001年3月まで230MB、2001年4月から640MBドライブを使用しています.現在快適に稼働中.

ドライブ名:MCE3023SSMCF3064SS
回転数:4,558 rpm → 3,600 rpm
平均消費電力:3.9W(Ready) 4.9W(Read, Write)
平均シーク時間:23ms

→富士通MO製品情報のサイト

取り付けにあたってのポイントは下記4点です.
1. SCSI & 電源ケーブル自作
2. イジェクトボタン処理加工
3. MOドライブ固定方法
4. MOドライブSCSI & 終端設定

1. はじめに

電源はCD-ROMから分岐させて5V電源を取っています.
ケーブルはこんなものを自作しました .
またSCSIケーブルはフラットケーブルを収束バンドと熱収縮チューブを使って作りました.

2. イジェクトボタン処理加工

処理加工手順
一.トップカバーFDD口にMOイジェクトボタンの
  あたる部分をカットしました(青矢印).

二.MOイジェクトボタンを押し込める位置に約1mm
  の穴を開けます(黄矢印).

6100のFDD口はMOドライブ口より大きく開いてますのでトップカバーFDD口加工の必要ありません.

3. MOドライブ固定方法

MO固定にはFDD固定用の3mm真ちゅう製円柱状ネジ(正式名称なんでしょうか?)を 後ろ2つ転用しました(4つ全て使用するとMOドライブ口とトップカバーFDD口が微妙に合いません).

このあとSCSI & 終端設定を行って、トップカバーを被せMOドライブ口とトップカバーFDD口を合わせて終わりです.トップカバーFDD口がMOを後方に押し込んで、巧い具合に固定されます.

MOドライブ固定時の注意点
 当初FDD金属板Shieldを転用しMOに被せて、FDD固定時と同様にフレームステーに被せて、カチッと音がするまで押し込み固定していました.この方法しっかりと固定出来るのは良かったのですが、FDD金属板ShieldをMOに被せると6100使用途中に電源が落ちる場合があります.現在原因調査中です.しかし安定動作させるためにはFDD金属板Shieldを使わずにMOを取り付けるか、もしくは絶縁フィルム等を金属板Shieldに貼り付けて安定することがこれまで10ヶ月間稼働の結果判りました.
注意1:FDD金属板Shieldは外す!

- 調査結果報告(02' 3/25)-

 新規に自作SCSIケーブルを作り直したところ金属板Shieldを被せても問題なしに動作することが確認できました.以前に作っていたSCSIケーブルがショートしていたようです.つまり自作SCSIケーブルをしっかりと作れば上述FDD金属板Shieldを転用固定しても問題は生じません.

4. MOドライブSCSI & 終端設定

 左写真はSCSI & 終端設定です.SCSI設定スイッチは出荷時設定の4、設定端子CNH1終端抵抗モードSHORTも出荷時設定のままです.

注意2:設定端子CNH1の終端抵抗モードは必ずSHORT!

 当初、私は終端抵抗モードをOPENにしたため貴重な3枚のディスクデータを壊してしまいました.(T^T)  このことに気が付くのに約一ヶ月、要は富士通 MOドライブの場合、工場出荷時設定のまま取り付ければ何も問題ありません.

 システムプロフィール.
MCF3064SS、Apple用と認識しています.

 内蔵MO換装後、10ヶ月間使い続けていますがドライブ使用感は快適そのものです. MO換装直後、6100起動時に”シュッタ”っとドライブへの通電及びモーター回転音が聞こえて画面上にディスクを認識したときは感激でした.MOディスクへの読み込み、書き込み時の音も大変静かです.

 取り付けにあたって電源容量をもっとも心配しました.消費電力を下げるために、省電力HD交換はもちろん2X→8XCD-ROM換装とそれまで増設していたPPC601上部4cm角ファンを取り去り、電源側ファンと給排気分離冷却のみとしました.現在のNEWER MAXpowr PDS G3 330MHz CPU温度は42〜58℃(冬〜夏)です.

 さらにMO及びHDディスク回転時消費電力も考慮し
MCE3023SS(4,558rpm) → MCF3064SS(3,600rpm)
DPTA-372050(7,200rpm) → DTLA-305030(5,400rpm)
と敢えてそれまで使っているDriveを外して、低回転Driveを選んで換装しました.でも高回転Drive使用時でも安定動作していましたので、この交換は気持ちの上での安心感を得るためだけ?

 補足ですがOLIMPUS製やKonica製内蔵MOは富士通製に比較し最大消費電力が10Wと高いようです.しかしながらOLIMPUS製MOドライブ口ベゼルのイジェクトボタンはドライブ口右下側にあり、6100搭載時にもしかしたらFDDイジェクト穴をそのまま使ってMOイジェクトボタンをうまい具合に押せる可能性があります.当初、実験用としてOLIMPUS製内蔵MOも考えたのですが最大消費電力と値段の高さで諦めました.

→MCE3023SSのSystem Prof. & B'sBench 結果はこちら



書き込み速度測定結果

測定は書き込み速度、BHA B'sBenchとATTO ExpressPro-Tools共に同一環境.
・CPU : Newer330MHz/BackSide-Cache220MHz
・MO Drive : Fujitsu MCF3064SS
・MO Disk : SONY製640MO, OW対応
・HD : IBM DTLA-305030 (30.5GB) + CHB35INT2
・Disk Cache : 4352KB
・Video : Apple純正4MB-HPVカード
・RAM : 136MB
・OS : MacOS 8.6
・Formatter : B's Crew3.1.8

使用ディスクデータサイズ

23MB

596MB

640MB MO O.W. Disk

実測 33秒

実測 14分29秒

*測定は書き込みデータをMOへドラック完了からコピーウィンドーが閉じるまでの時間を計測

B'sBench Ver.1.0.8 結果(Data size 1-10MB を選択計測)
Read ave. 2.6MB/sec
Write ave. 1.2MB/sec

 読み込み測定値はほぼ一定の2.6-2.7MB/sの値を示します.一方で書き込み測定値はキャッシュがヒットするデータサイズ2MB未満領域では最大4.7MB/sの高速書き込み可能で、2MB以上では1.2-1.3MB/sで安定します.ハードディスクのように高速ではありませんがMO規格内の値です.

ATTO ExpressPro-Tools Ver. 2.7結果(Data size 0-8MB を選択計測)
Sustained Read 2.7MB/s,
Sustained Write 1.3MB/s

 両ソフト結果は酷似していてやはりMCF3064SS規格内に収まっています.MOドライブそのものが高速では無いために、これ以上は望めません.検証はしていませんがAEC7720UW + ATAPI規格MOドライブが使用可能だとしてもMO性能の限界が知れていますし、SDAT基盤電源等考えるとやはり、これが限界かな..

 今回の結果から、最大消費電力7.0W以下である低消費電力富士通MCE30XXSS、MCF30XXSS シリーズMOドライブは、取り付けとSCSI設定を間違いなく行えばFDDから換装しただけで6100にて快適に安定使用できます. GIGAMO富士通MCE3130SS も最大消費電力7.0W以下なので十二分に換装可能でしょう.

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