1. 自作ヒンジコイル換装でヒンジ耐久性増補  2. PRAM NiCd 電池の加工取り付け 3. ADB Portの増設 (Interconnect Board経由) 4. Clock-oscillator交換!MC68030/40MHz 5. PB150が起動しない?? 6. Asante EN/SC Micro

2002.05.31作成

Clock-oscillator交換!MC68030/40MHz

PowerBook 150上の66.7MHz水晶発振器.

 今回の作業に当たってはPowerBook大改造計画Vol.1を参考にClock-upを施しました.
 まずクロックアップにあたりメモリーモジュール下にあるこの66.7MHzの水晶発振器を撤去します.撤去方法については下記手順記事参照願います.

TOYOCOM製、TCO-711A:80.0MHz


 長方形型水晶発振器です.共立エレショップにて購入しました.商品リストから通販でも購入できます.基盤に各々足を間違いなく配線していきます.便宜上左下足から反時計回りに番号を付けました.

 水晶発振器の足をそれぞれ基盤上に間違いなくハンダコテで配線します.

 特に難しい作業ではありません.水晶発振器側足には熱収縮チューブを取り付けました.また発振器には両面テープを貼り付け基盤に固定.

33MHzから40MHzへのクロックアップ手順

 ロジックボード上のメモリモジュール下にある66.7MHz水晶発振器を80MHzへ交換するだけですから簡単に40MhzへClock-Up出来ます.ただし同じPB150でも基盤相性問題によりClock-Up出来ない個体が生じる可能性があります.ともかく本改造は自己責任の元で行いましょう.


■必要な部品

80.0MHz, 水晶発振器.
2φ絶縁用収縮チューブ.
配線用電線.
両面テープ.

■必要な工具

ハンダごて(先の細い、20W-30W程度のもの).
カッターナイフ、水晶発振器をはがすのに使用.
ハンダ・ハンダ付け促進剤.
ハンダ吸い取り線があれば便利. 

■手順

1. 電源・バッテリーを外し、トルクスドライバーで筐体を開ける.ロジックボード上からメモリモジュールをとりはずす.

2. 水晶発振器と基盤の隙間にカッターを入れ水晶発振器の足1本ずつコテをあてて発振器を徐々に浮かせていき撤去する(この時ハンダ吸い取り紙を使えば作業は簡単).

3. 基盤取り付け前に水晶発振器の足に電線をハンダ付け.各足へ5cmほどの電線を取り付けハンダ付け部は収縮チューブを使って絶縁する.

4. 水晶発振器上部に両面テープを貼り付け基盤へ固定する(上段写真参照).その後、各足接続箇所を間違いなくハンダ付けする.

5. 分解するときと逆の手順で一端仮組み上げを行う.その後電源投入で起動を試み動作上問題が無いか確認する.起動してみて起動音がしない場合はハンダ付けが不十分の可能性があるので再度やり直し.問題がなければ最終的に元通りに組み上げ作業終了.


■またSonnet Technology社がフリーウエアとして配布しているMetoronomeで、40Mhzで動作していることが確認できる.

Norton System info. Ver.3.2 測定結果.

測定環境:
PowerBook150-33MHz, 40MHz
OS : 漢字トーク7.1.2
RAM: 24MB
Monitor : Color:Gray Scale, Res.:640x480.
HD: IBM DVAA- 2810 (791MB)
Disk Cache : 128KB
Formatter : B's Crew2.1.5
Apple Talk : OFF

 システム評価で約9ポイント上昇しました.CPUで10ポイント、ディスクはPM6100より速かったんですね.ともかく体感的にも漢字トーク7.1.2で動かしている限り機敏に動作することが体感できます.一方でMac OS 7.6.1等で動かした場合、基本的にPB150には本OSは重すぎるので余りクロックアップ分の速度差が体感出来ません.
 PowerBook 150に最適なOSは漢字トーク7.1.2かな? 7.5.3以上は便利ではありますがPB150には荷が重すぎます.

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