1. PM6100のFDD→640MB MOへ換装  2. PM6100内蔵640MB MO→1.3GB MOへ換装 3. YAMAHA CRW8424EとAEC-7720UWを内蔵 4. PM6100へのCHB35INT2接続固定 5. Newer MAXpowr G3 PDS 330MHz 6. Network Printer, hp cp 1160とD.J. 1120CをPM6100へ接続 7. SONNET CRESCENDO NUBUS G3 500MHz

2006.03.11作成

SONNET CRESCENDO NUBUS G3 500MHz

SONNET CRESCENDO NUBUS G3 500MHz

 今更ですが購入しました.Rev.Hの製品です.現在のNEWER PDS G3 330MHzで十分満足なのですが、どれだけ性能差があるか以前から気になっていましたので検証のため?発売当初に比べ格安になりました.

はじめに結論

PowerMac6100で使用するには問題あり

問題点は下記の通り
 1.VCカードをSonnet G3 500MHzカードと併用しPM6100/66にて使用する場合、搭載VRAMの種類によっては起動不可能となる.
 2.PDSブラケットの一部ツメがG3カードのタンタルコンデンサーにぶつかりツメを折る必要がある
 3.G3カードがPDSブラケットへしっかり固定できない(G3・ビデオカードの破損可能性あり).
 4.AVカード装着時PDSブラケットへ固定ネジでしっかり止めるとAVカードが湾曲し起動しない.
 5.ハードディスクのベンチマーク結果が低評価(Newer製品との比較).

 (問題点1はPM6100/66にて使用する場合のみ発生するようです.PM6100/60の場合は問題無しのようです.VRAMよる問題のようですが、私の使用しているVRAMは70nsのものでしたが起動不可能でした.)

一方で利点は下記の通り
 1.G3 500MHzのためCPU, FPUとそれに同期してシステム評価のベンチマークは高結果(特に内蔵ビデオ使用時)

 上記は事実結果ですが、これより主観的な意見を言わせていただくと、問題点の1-5は、問題のなかったNewer製品と比較しSonnet製品の品質の低さを表している印象を受けました

 特にPDSブラケットにG3カードがしっかり固定できない問題はPM6100で使用するうえで問題です.Sonnet製品ではPDSブラケットに固定するのはAV, VCカードとの1点のみボルト固定で、ビデオカード下にPDSスロットにささったうえで1点ボルト固定にてぶら下がった状態になります.取り付け・外し時に気を付けないとビデオカード基盤を壊すことが十分考えられます.私自身取り外し時にPDSブラケットを持って外そうとしたところ大きくビデオカードが湾曲していることに気がついて大慌てしました.AV, VCカードとの併用の場合、G3カード自作固定金具の作成は必須と考えます.

 上記問題に付随してAVカードをPDSブラケットに取り付けて固定ネジをしっかり締めるとG3カードとAVカードが湾曲します.この状態では起動しないことがあるため固定ネジをゆるめに締めて直角になるように締め付る必要があります.

 VC(HPV)カードは単体販売されなかったためか、SonnetインストールガイドにはPM6100での取り付け説明もありません.しかしながらG3 500MHzのカードまで買ってPM6100を使い続けようとするユーザーはコアなユーザーが多いと思います(サブ機種として).そこまで考えてVC(HPV)カード対応させたNewerと、考えなかったSonnetではユーザーに対する姿勢の違いを感じます.
 
 辛辣な意見になりましたが、本製品一般にはこれまで内蔵ビデオにてPM6100を使用していたユーザーにとっては満足の製品です.AVカードにてPM6100を使用していたユーザーはPDSブラケット取付問題があってもほぼ満足の製品ではないでしょうか? 一方VCカードを使っていた一部ユーザー(PM6100/66)にとっては不満の製品です.

IBM製PPC750L-GB500B3

当然ながらカード上のCPUは500MHzでした.

 AVカードを取り付けて固定ネジをしっかり締めると写真のように湾曲します.ま〜ここまでは普通は締めないでしょうが..この状態では起動しないことがあるため固定ネジをゆるめに締めます.

 PDSブラッケットのツメとG3カードのタンタルコンデンサーがぶつかり、このままでは使えないためツメを水平に折り曲げる必要があります.  PDSブラッケットのツメを折り延ばした状態(上側 : Sonnet)と折りのばす前の状態(下側 : Newer)

Norton System info. Ver. 5.0 測定結果

測定環境:
PowerMac6100G3-495MHz, BackSide-Cache 200MHz.
OS : MacOS 8.6
RAM: 136MB
Monitor : NANAO FlexScan E35F, Color:256, Res.:640x480.
HD: Seagate ST340015A(40GB)+CHB35INT2
Disk Cache : 128KB
Formatter : B's Crew3.1.8
Apple Talk : OFF

 測定は機種間比較必須のNorton System info.推奨値で行いました.参考のため同一環境でNEWER G3-330MHz, BackSide-Cache 220MHzでも測定しています.桃枠はSonnet G3-500MHz.またSonnet G3カードは私のPM6100/66ではVCカード装着にて起動不可能なため、その値は測定不能です

詳細評価値

 項目別に確認するとディスク値がNEWER製品に比較し低評価であることがわかります.また内蔵ビデオ評価値が高いながらAVカード装着時はNEWERとほぼ同レベルになるなど、全体にバランスの崩れている印象を受けます.

 Sonnet G3カードはPDSバスが並列型ターミネーションのPM6100と直列型ターミネーションのPM8100, 7100を同一製品として開発し、そのため初期の製品ではPM8100-7100では快適に動作したG3カードでもPM6100では起動しない場合やAVカード非対応だったり多くの問題がありました.
 現在でもPM8100, 7100と同一製品として販売していることを考えるとSCSI, VIDEO周りの最適化問題とターミネーション問題を未だに持っているのでしょうか?

最後に..

 私の使用環境ではVCカードが必須のため、SONNET CRESCENDO NUBUS G3 500MHzはPM6100/66では使えないと判断し、メイン機種の影武者君であるサブ機種WorkGroup Server 6150/66へ搭載しました(内蔵ビデオ使用).

 内蔵ビデオ使用時のベンチマークが比較的高結果を残しているにかかわらず、VCカード併用に問題があるのとハードディスクのベンチマーク結果が低評価(Newerとの比較)が大変残念でした.

S.D'sホームページに戻る