旅籠めぐりのススメ

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中山道69次 中山道旅籠案内 特選:旅籠案内
 


☆旅籠とは?

 「はたご」という言葉はもともとは旅の時、馬の飼料を入れる籠(かご)の事でした。それが、旅人の食糧等を入れる器の意味になり、さらに食事を提供する宿屋を言うようになりました。江戸時代には宿場ごとに多くの旅籠があって泊まり客で賑わいました。しかし、明治時代になって旧街道が廃れ、鉄道網が発達してくると、徒歩や牛馬による交通が減少し、旅籠も廃業に追い込まれたり、駅前に移転するところが相次ぐようになり、現在でも、旧宿場町の同じ場所で昔のままに旅館を営んでいるものは数えるほどしかありません。しかし、旧街道を旅するときは旅籠ほどそれに似つかわしい宿はないと思います。昔ながらのたたずまい、歴史を感じさせる応対の良さ、まさに旅籠文化とでも言うようなものが息づいているのです。ほんとうに歴史的に価値のある文化財がたんなる旧跡としてあるのではなく、現在でも宿泊できる生きている形で存在しているのはとても大切なことだと思います。旧街道を巡る人だけでなく、日本の文化を愛する人にはぜひ泊まってもらいたいと考えています。


中山道69次

中山道旅籠案内

(1)山城屋旅館

 1泊2食付 7,000円〜(込込) 中山道望月宿

 〒384-22 長野県北佐久郡望月町 TEL(0267)53-2014

現在31代目だが、旅籠としては江戸時代末期創業、外観は江戸時代だが内部は改装

(2)金丸土屋旅館

 1泊2食付 7,000円(税別) 中仙道芦田宿

 〒384-23 長野県北佐久郡立科町芦田2626 TEL(0267)56-1011

 江戸時代の建築で、200年前の建物で腕木の彫刻、出桁造り、庵看板「津ちや」に特徴。

(3)伊勢屋(民宿)

 1泊2食付 8,000円(込込) 中山道奈良井宿

 〒399-63 長野県木曽郡楢川町奈良井 TEL(0264)34-3051

 現在6代目、160年前(天保年間)の建築で出梁造り、袖卯建に特徴。旧下問屋兼脇本陣。

(4)越後屋旅館

 1泊2食付 11,000円〜(別別) 中山道奈良井宿

 〒399-63 長野県木曽郡楢川村奈良井 TEL(0264)34-3011

 200年前(寛政年間)の創業、現在8代目、建物も200年前のもの。1日2組予約制。一新講、関東講他の指定旅籠。

(5)米屋旅館

 1泊2食付 8,500円(税別) 中山道薮原宿

 〒399-62 長野県木曽郡木村薮原1119 TEL(0264)36-2019

 1608年(慶長13年)創業で現在19代目、正面の建物は1885年(明治17年)大火後須原宿より移築。太田南畝、伊藤左千夫、堀辰雄、藤田嗣治、河井寛次郎も泊まる。

(6)すはら(民宿)

 1泊2食付 7,000円(込込) 中山道須原宿

 〒399-55 長野県木曽郡大桑村須原 TEL(0264)55-3191

 昔は吉田屋として旅籠を営む。129年前(明治2年)の建物だが、一部改装。玄関前の水舟、囲炉裏、檜風呂に風情あり。真誠講、日出講の指定旅籠。

(7)松代屋旅館

 1泊2食付 9,500〜10,000円(税別) 中山道妻篭宿

 〒399-53 長野県南木曾町妻篭 TEL(0264)57-3022

 180年前(寛政年間)の創業で建物も180年前のもの。まねき講、御岳講の指定旅籠。

(8)大黒屋旅館

 1泊2食付 7,500〜9,000円(税別) 中山道細久手宿

 〒509-62 岐阜県瑞浪市日吉町細久手 TEL(0572)69-2518

 1859年(安政6年)建築、卯達、玄関の広い式台、箱階段、上段の間が残る。尾張藩定本陣。

(9)亀丸屋旅館

 1泊2食付 7,000〜8,000円(込込) 中山道垂井宿

 〒503-21 岐阜県不破郡垂井町垂井 TEL(0584)22-0209

 220年前(安永7年)の創業で、江戸時代中期安永7年(1778年)の建物、間口5間、奥行6.5間、八畳間三つと離れに上段の間八畳と鶯張り廊下があり、二階に鉄砲窓が残る。浪速講、文明講の指定旅籠。



特選:旅籠案内

(1)和泉屋(民宿)

 1泊2食付 5,000円(込込) 三国街道永井宿旅籠

 〒379-14 群馬県利根郡新治村永井419 TEL(0278)66-0695

 1657年(明暦3年)創業で24代目。建物は1860年(万延元年)の大火後再建せがい造りの持送りの波の意匠に特徴。

(2)桝又旅館

 1泊朝食付 5,000円〜(込込) 東海道水口宿旅籠

 〒528 滋賀県甲賀郡水口町本町2-5-41  TEL(0748)62-0032

 元禄年間の創業で現在9代目。建物は200年前の江戸時代後期のもので昔の旅籠のイメージを良く伝えている。

(3)大橋屋

 1泊2食付 8,000〜12,000円(込込) 東海道赤坂宿旅籠

 〒441-02 愛知県宝飯郡音羽町大字赤坂字紅里127  TEL(05338)7-2450     

 創業慶安2年(1649)で宝永6年(1709)の大火後、享保元年(1709)に再建された建物が表に現存している。現在の当主は19代目で、広重描くところの赤坂宿の浮世絵に描かれた旅籠だと語る。江戸時代の旅を彷彿とさせる宿である。

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