僕と、僕らの夏 完全版
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シナリオ |
8点 |
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工夫 |
○ |
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音楽 |
10点 |
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システム |
△ |
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エロ |
4点 |
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総合 |
8点 |
精緻な心理描写と懐かしい音楽で綴られる
近くダムに沈む村で過ごす最後の夏休み、
本当の恋をまだ知らぬ少年たちの青春。
感動系に属するのかもしれませんが、管理人的には珠玉の純愛ゲームです。
完全版はPCオリジナル版、DC版、
SpecialMarge版(PC版にDC版エピソードと加筆修正を加えたもの)
3作全て収録されていますが、ここではSpecialMarge版のレビューを行います。
ゲームは"in the height of summer"(本編。PC版・DC版表ルートに該当)、
本編クリア後の"a side role"(SpecialMargeオリジナルシナリオ)、
"blue marbles"(PC版・DC版では裏ルートに該当)、
"when one was a boy"(PC版・DC版OMAKEシナリオに該当)の4部構成になっています。
一本一本のシナリオの丈はそう長くはないんですが、
テキスト量以上のボリュームを感じました。
この手のゲームでは珍しく、複数視点を採用しています。
ザッピングのようにシナリオの途中から違うキャラの心理描写に切り替わったり、
本編以外のシナリオでは脇役やヒロインの視点から僕夏をリプレイしたりしているので、
キャラクターの心理描写は恋愛モノの中ではかなり良い出来であると思います。
また、後日談である"when one was a boy"以外のシナリオでは、
基本的には恭生が村を訪れてから去るまでの本編のある流れを違う視点から
リプレイしているに過ぎないのですが、全く飽きが来ません。
完全版リリース前までも裏ルートのシナリオの評価は高かったのですが、
あまりのシステムのヘボさに人にはお勧めし難い作品だったのですが、
完全版で現行システムにリニューアルされ、良かった良かったという感じです。
管理人も裏ルート"blue marbles"は大好きです。あと恵バッドエンドも。
加筆版も良い出来ですね。とにかく、どのシナリオも
トゥルーにせよ、バッドにせよエンディングは素晴らしいです。
ところでこのゲーム、本当にメインヒロインは貴理だったのでしょうか?
剥がれ落ちる純朴性、トラウマ、恋するということなどがメインテーマだと思います。
付くはずの無かった点数が早くも出てしまいました(苦笑)。
日本的田舎を描いた作品世界と
英トラディショナルな雰囲気がプンプン漂う
ノスタルジックな楽曲の数々(と言うか絶対ケルト民謡意識してる)
の不思議な融和です。管理人のモロ好みです。好きです樋口さん、
次は是非ヨーク唱和でもやって下さい(苦笑)。
EDテーマ『僕と、僕らの夏』は管理人的ベストソングです。
『LAST EXILE』の『Over the sky』が好きなら、
音源はともかく雰囲気は通ずる所あるので聴いてみる価値アリかもしれません。
さすがにエロまで求めていません。それなりに丈の長いシーンもあり。
他者視点でのリプレイが単なるサイドストーリーではなく、
本編以上のボリュームで語られるのが好印象。
やっぱ純愛ゲームとはこうでなくては(完璧に独りよがりです。スルーしてください)。
オリジナル版は選択肢でセーブできないなど、
数え上げれば数え切れぬほどの悪を積み重ねたシステムだったので、
それに比べたら随分使いやすくなっています。
とは言え、管理人的にはlightのシステムはあまり好きではないので
このような評価です。
フルインストール後はディスクレス起動可なのは好印象です。
早くも独断と偏見の塊のようなレビューの登場です(苦笑)。
音楽がとにかく気に入ってしまったので、
全体評価も底上げ状態かも知れません。
シナリオに関しては冷静にお勧め出来る水準にあるとは思いますが。
夏コミで早狩氏が貴理SSを公開したとの噂を聞きましたが、
非常に気になります。もし本当なら、とっとと公式ASデータに掲載して欲しいものです。
ゲームを楽しむのには完全版が一番であることは言うまでも無いんですが、
ファンアイテムとしてはオリジナル初回特典のラジオドラマも
手放せないという罠にはまっています。
今月はlightは新作『紅』が発売で、音楽担当は樋口氏なのですが、
シナリオがあのはっと氏ということなので、日本代表時の柳沢よろしく当然のようにスルー。
あと、パラダイスロストの情報も出ましたね。こちらには期待大です。