腐り姫

シナリオ 8点 工夫
音楽 9点 システム
エロ 4点 総合 7点


シナリオ 8点

はじめは、ありがちな童を扱った伝奇ゲーなのかと思っていたのですが なんとSFモノでした。伝奇ゲーを期待して買って、こういう 予想の裏切られ方をすると大抵の場合は腹が立って仕方ない ものなのですが(某萌えエロゲーとか。と言ってみても該当作品ありすぎて特定不可ですね) 、構成が良く、そういう文句は封殺されてしまいました。
ライアーがこういうゲーム作れるのか、と言う感慨もあります(失礼?)。 勿論、おまけシナリオではいつもながらのバカっぷりも披露してくれますが。
主人公は故郷で1週間(だったっけ?具体的な日数はよく覚えてないです)を過ごし、 規定日数を消化すると再びその週のはじめに戻される(?)、 という構成を取っています。ループモノは色々なゲームが出ていますが、 シナリオ全体を見据えた伏線の張り方は見事でした。
ループの区切れが一つのエンディングに該当すると思うのですが、 どのエンディングも哀愁があって良かったです。 私は特に伊勢と電車に乗るシーンが印象的ですね。
あと、最後の落とし所が身震いしました。伏線として語られていた実母が指で指し示すシーン にあんな意味があったのか。
この作品、ネタバレ無しでレビューするの難しいですね。
色々とシナリオで未消化な所が散見されますし、 整合性に欠けるような部分もあるのが残念です。 これは腐り読本で消化されることを祈ります。
また、細かい点ですが、腹黒い妹と言うのもポイント高いです。


音楽 9点

ライアーの音楽はどれも良いと思うのですが、このゲームの曲は特にお気に入りです。 いまだに、夢のきざはし聴きたさに腐り姫を起動することすらあります。 作品にマッチした良質の音楽の無いゲームは佳作どまり…とまで言ったら言い過ぎでしょうか。


エロ 4点

特に悪いわけではないのですが可も無く不可も無く、という レベルだと思うので4〜5点くらいじゃないでしょうか。 樹理とのエッチは割りと良いと思うんですが、ロリ属性ない人には受け付けないでしょうし。


工夫
シナリオ構成上の工夫は良く出来ていると思います。 伏線の張り方も良いですし。 ただ、もう少し演出上の工夫が必要だったんじゃないかという気がします。


システム
必要な機能は大体揃ってはいるのですが、 セーブ画面から右クリックで抜けれなかったりと、 痒いところに手が届かない感じです。


総合 7点
上述のように足りない点は色々あるわけですが(他にもムービーとか)、 それを補って余りある出来だったと思います。 やっぱり私は登場人物の心情描写だけで構成される物語よりも 根底の設定の作りがしっかりしているゲームの方に強く魅かれるようで。 勿論恋愛ゲームも好きですが、後々の印象の問題ですかね。


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