KISA QUARTET


1991年 新日本フィルハーモニー交響楽団に在籍していた若者四人が出会うべくして
出会い、(と言うより、飲み仲間四人組が気付けばカルテット。)
お互いの音楽をぶつけあって(結成当初はあわせの時間より飲み会が長かった。)
今尚成長しつつある個性的なカルテットである。

民音の室内楽コンクールでの無念の一次落ちをバネにし、
1996年第二回大阪国際室内楽コンクール入選。松尾学術振興財団音楽賞大賞2年連続受賞。

これにより松尾音楽助成を受け英国王立音楽院にて三年に渡りアマデウスカルテットに師事し
研鑽を積み優秀なカルテットとして推薦状を受理。
また「ベートーヴェンの後期の作品について語り合える、希有なカルテット」と評され
斉藤は「一生に出会えるか出会えないかの素晴しいヴァイオリン奏者」
とチェロのマーティン ロヴェット氏より最高の言葉をもらう。
英国での演奏活動はロンドンのデュークホールやポートレートギャラリー、
グリニッジでは葬儀に招かれ献奏をする。

その後、1998年些細な諍いから活動休止。

それぞれの道を歩き始めた、、、。

斉藤はスタジオプレーヤーに、藤村と成田は共に新星日響の首席奏者。
そして近藤は地元大阪に戻り大フィルの首席奏者に、、、、、。

しかし、やはりこのカルテットの音が、音楽が忘れられず
三年間のブランクを経て結成10年目にあたる2001年活動再開。
東京で年一回、大阪で年6回のペースで活動を続けている。

斉藤 和久 1stViolin
 父の手ほどきを受け、5歳よりヴァイオリンとヴィオラを始める。
桐朋学園高等学校音楽科を経て同大学音楽学部卒業。
新日本フィルハーモニー交響楽団に5年間勤務。
現在、スタジオ・ミュージシャンとして小池弘之氏のアシスタントを務める。
山田康弘氏率いるバッハ協会管弦楽団コンサートマスター。
またヴィオラ・ダ・ガンバ奏者としてサイトウキネンフェスティバルふれあいコンサート等に参加。
ヴィオラ奏者として大阪フィルハーモニー交響楽団客演首席や安田弦楽四重奏団のコンサートやレコーディングなど務める。

藤村 政芳 2ndViolin
 東京芸術大学音楽学部卒業。同声会主催卒業生演奏会に出演。
同年、新日本フィルハーモニー交響楽団にフォアシュピーラーとして入団。
ヴィオラ奏者としてはウィーン・フィルのコンサートマスター、
ライナー・ホーネック氏の来日リサイタルにて共演の他、
二胡奏者の許可氏のCDレコーディングにて共演。
1998年、新日本フィル退団。現在、東京フィルハーモニー交響楽団
またソロや室内楽、スタジオ・レコーディング等で活躍中。

成田 寛 Viola
 1984年4月 桐朋学園大学音楽学部ヴァイオリン科に入学。
1995年ヴァイオリンからヴィオラに転科。
1986年、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。同時に桐朋学園大学を中退。
2度にわたりオランダデン・ハーグ王立音楽院に留学。
1992年第1回リサイタル開催。1996年5月新日本フィル退団。
1997年から2003年にかけて新星日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者を歴任。
現在、オーケストラ客演首席、スタジオレコーディング、ソロ、室内楽などで活躍中。

近藤浩志 Violoncello
 東京芸術大学、エコール・ノルマル、ブローニュ音学院両校首席卒業。
'99年第3回大阪国際室内楽コンクール第四位、並びに特別賞受賞。
'89年より'96年まで新日本フィルハーモニー交響楽団在籍。
ソリストとして、新日本フィルをはじめ多数のオーケストラとのコンチェルトの共演。
ロンドンウエストミンスター紙上では
「対比豊かな音楽性と、燃えるような音色を持ったチェリスト」。
世界的指揮者のジャン フルネ氏からは「現代第一級のチェリストである」と最高の評価を受ける。
久石譲氏監督の映画『カルテット』では、俳優としても出演している。
現在、大阪フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者。神戸女学院非常勤講師。

(近藤浩志の詳しいプロフィール)
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