1992年へ。 1994年へ。
-全鑑賞List-:日本映画/外国映画
      1. 2.  
  − 二十日鼠と人間(OF MICE AND MEN) − シャンテ・シネ1
    スタインベックの小説、 アメリカ農業経済社会の厳しい時代性の陰影。 強すぎる日差しは  
  無制御に溢れる一次産業の方向なき生命力の強靭さを感じさせる。
    主役コンビの2人は舞台そのままの配役だけに息の合ったところ。
    純粋で不器用なレニー役のジョン・マルコビッチの巧みさと悲劇、またジョージ役の製作、
  監督も兼ねるゲイリー・シニーズの重厚な存在感(いかにも舞台的)は渋い。
1. 7. − ボディガード(THE BODYGUARD) − ららぽーとセントラル1 ホイットニー・ヒューストンの初主演作、 演技のぎこちなさは気にならず、自然体がいい。 ケヴィン・コスナーの地味で誠実な演技に伺えるプロ意識が潔い。 さすがいい人が上手い。 この脚本設定だからこそ十八番、挿入歌が中心に座る。 企画の分かりやすさの勝利。 サントラも含め娯楽作としてはバジェット分、十分及第点に達するもの。
2. 26. − ルームメイト(SINGLE WHITE FEMALE) − Let's シネパーク 多分似たようなことはNYの都市的日常生活の中、 結構有り得るのでは。孤独と空白に埋  め合わせることなどできないはずの、全てを受け入れたい他者の投影。 ジェニファー・ジェイソン・リーの説得力ある憑依のようなリアリティー(実体験ありかも?)。 これは恐怖かもしれないし都市生活者にはある種の共感もあるかも。
3. 7. < フィエスタ・エリセ >  シャンテ・シネ2 −EL ESPIRITU DE LA COLMENA(ミツバチのささやき) − EL SUR(エル・スール)− '73年と'83年、 ビクトル・エリセ監督は20年間でこの2作品を発表しただけ。 そのマイペース振りは、凄い。 ヨーロッパ的、 詩情豊かな作品である・・・・・・などといいなが  ら、 所々夢うつつをさまよってしまった。
5. 21. − INDECENT PROPOSAL(幸福の条件) − Let's シネパーク デミ・ムーアはもはや中堅。 ロバート・レッドフォードとの年齢差が不自然でないという  のは「GHOST」から考えるとちょっと寂しい。 スキャンダラスな脚本、 でも演出に落ち着きと優雅さがある。
10. 10. THE SECRET GARDEN(秘密の花園) − ミラノ座 クラシカルな名作、 といった手触り。 1人の少女と2人の少年の物語、 文学的な背景。 メアリー役の少女の心象風景を表現する明暗の落差がある衣装、 映像全体での統一感のあ る色調、 その上更にこだわりの特殊撮影(とは思えない程見事)の美しさ。 些細な部分への情熱の注ぎ方、凝り方が凄い。
10. 27. − JURASSIC PARK − Let's シネパーク スピルバーグは、 「最後の聖戦」以来だから結構久しぶりである。 このリアルな恐龍の動き、 移動するカメラ。 それをたっぷりスクリーンで見せるための作品である。 そしてもちろん、 エンターテイメントであること。 その意味で目標は充分達成できている。
11. 6. A RIVER RUNS THROUGH IT 新宿ビレッジ2 ブラッド・ピットのみずみずしさ、 クレイグ・シェーファーのしかめっ面。 流れる河が美 しく、 何も語らないのがいい。 思い返してみると、 弟の生命のゆらぎはボートの場面、 既に 映し出されていた。 感情表現のための風景描写、 という視覚としての切なさ。 釣り糸を通す原作者である老作家のナレーション(レッドフォード監督)に深みがある。
12. 31. (Fri) − THE MAN WITHOUT A FACE(顔のない天使) − ららぽーと東映 内向性とコンプレックスについて。 語り口は決して楽観的ではなく、 展開も暗く沈む。 メル・ギブソンの特殊メイク、 ニック・スタールの表情の無垢。 大自然の風景の心地よさ、 緑色にこれが初監督のメル・ギブソンの嗜好が覗く。

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