1998年へ。 2000年へ。
-全鑑賞List-:日本映画/外国映画
     1. 16.(Sat)
  - ARMAGEDDON - 津田沼テアトルシネパーク
   やはりブルース・ウィリスが中心でこういう展開だと、かなりマッチョな印象が強い。
   ある意味、「ツイスター」に通じる明快さ。でも勿論、破壊し尽くされる世界の町は  
  リアルな終末感を存分味わうことはできる大迫力映像。満腹になる。
  2. 27.(Sat) - LES MISERABLES - ららぽーとシネ1  リーアム・ニーソンのバルジャンは、実に頼もしく力強い。ジェフリー・ラッシュの ジャベールも深みがあって見せ場十分。ユマ・サーマンのフォンティーヌも素晴らしい し、クレア・デインズのコゼットも魅力的。どの役者もそれぞれ演じるのが嬉しそうで それだけスタッフ&キャストを惹きつける魅力がこの原作の人物像・テーマの普遍性に ある証拠。
4. 12.(Mon) - PATCH ADAMS - シネマックス千葉  ロビン・ウィリアムスそのもののようなパッチ。そこに作為的な演出など不要である。 「生活、ではなく生命の質」への技術的支援にこそ、ひとが行う医療行為としての本質 があるのだと主張する姿は即ち、映画は撮影技術のみではなくその中で格闘する演技者 であるとする姿勢そのもの。
  4. 14.(Wed) - THE THIN RED LINE - シネマックス千葉  これだけ濃いキャスティングで、「役者の顔」が全く気にならない映像と演出、脚本 の説得力が凄い。葉を揺らす風、様々な音色、陽の光と戦士たちのモノローグ、エンド ロールのコーラス。溢れるばかりの映像の表情の豊かさに魅了された。
  5. 1.(Sat) - SHAKESPEARE IN LOVE(恋におちたシェイクスピア) - ららぽーとスカラ  舞台の上にあるものは、「ひとの生そのもの」である。ステージにとり憑かれた若き 脚本家はただ己の徒然なる心に従い、次の一行の言葉を吐くのである。シェイクスピア 劇に親しみのない自分はこの脚本の小ネタもあまりわからないが、「とりかへばや」の 妙として表現されるグウィネス・パルトロウの少年役もハマり、単純に楽しめた。
  7. 8.(Thu)  − 鉄道員(ぽっぽや) -  映画製作がまさにライブであることを実感させられるスタッフの思いが映像から強く 立ち昇るようだ。極寒の北海道を走る蒸気機関、朽ち果てて行くディーゼル。男の背中 が語る情景が汽笛に重なる。並ぶショットだけで画が完成している小林稔侍と高倉健。  - WHAT DREAMS MAY COME(奇蹟の輝き) - ユーカリが丘マイカルシネマズ  この視覚効果のすべてにILMが全く関与していないことにまず驚く。あえてCGで 処理をしないことに独創性を貫こうとする姿勢が窺える。ソウルメイトを探し出す旅は 極彩色の光とともに暗闇も当然の如く映し出す。
  8. 18.(Wed)  - STARWARS EPISODE1 - 旧3部作は、超えねばならないルーカス自身が築いたハードル。特殊効果の躍進だけ ではやはり認められないのが事実。期待されるエッセンスを多く盛り込むことでドラマ としての側面が慌しくコンパクトになってしまった分、次作は期待したい。  - EYES WIDE SHUT - ユーカリが丘マイカルシネマズ  この視覚刺激の強い映像は、このキャスティング、この舞台設定にこそ意味がある。 「遺作」であることに意味を求め過ぎるマスコミの姿勢は、この作品を十全に堪能する 妨げにしかなっていない。
  9. 22.(Wed)  - THE MATRIX - ユーカリが丘マイカルシネマズ キアヌの精悍な風貌と苦悩する表情は電脳世界のリアルな英雄像。脚本の構成として 見れば「男の子もの」の王道であるのに、徹底してクールに描き出すフィルムの質感が 幻惑的。大友克洋的な構図も含めこの東洋趣味が楽しい。猥雑なノイズはもっと耳障り  でもよかった。
  9. 23.(Thu)  - ELIZABETH - ユーカリが丘マイカルシネマズ 個人にとっての歴史とは即ち物語であって、記録では著し得ない生と業がそこにある。 これが象徴としての女王の誕生がこの作品=物語の終末点である理由ではなかろうか。 前半、俯瞰を多用するカメラの視線が語るのは東洋から眺めた大英帝国の王室。
10. 5.(Tue)  - 金融腐蝕列島[呪縛] - ユーカリが丘マイカルシネマズ   心理をこれだけ微妙に抽出していながらも「呪縛」を解く男達がヒロイズムで描かれ   ないよう、クライマックスの株主総会のシーンを中心に据えた構成は勿論、群衆、集団、  群像の描き分け方、ACB各フロアでの照明の対比、徹底したリサーチに基づくリアル  な背景、日比谷公園を中心点とした舞台、ストレートなテーマ性が見事。
10. 11.(Mon)  - VIRSITY BLUES -   この明快さの気恥ずかしさがなければ「アメリカの青春」は成立しない。   アメリカの若手俳優でしか描けないリアルなスポーツ活劇。屈折も確かにほんの微量  ながら含まれるが、ジョン・ボイトさえも否定しない(当たり前か)。  - brokedown palace - ユーカリが丘マイカルシネマズ   崩壊した宮殿が実在することを警告するのは、そこにある問題が解決を見ないばかり  か、より深刻化しているからなのかもしれない。真実が見えることより現実を直視する  態度の表明に重きが置かれたラストは、だからこそポジティブに映る。
10. 12.(Tue)  - 秘密 - ユーカリが丘マイカルシネマズ   宇宙と交信する友人との切ない関係、廃線になる駅の鉄道員の彼岸に訪れる夢の姿、   そして母の魂の宿る一人娘。広末涼子出演作に共通する死の匂いと熱い想い出の幻想。
11. 23.(Tue)  - THE SIXTH SENSE - ユーカリが丘マイカルシネマズ   参った。こんなに見事に騙されるとは思ってもいなかった。抑えたテンポで、淡々と  進行するプロットが実に丁寧に積み重ねられ、納得の結末へ。人であることの生と死に  ついて、簡潔に言及されている。脚本の視点の暖かい誠実さが伝わる作品。
12. 25.(Sat)  - FIGHT CLUB - ユーカリが丘マイカルシネマズ   エドワード・ノートンにブラッド・ピットという刺激的な組合せにあくまでも内省的   でダークなデビッド・フィンチャーの映像。冒頭のスピーディなCGから煌めく終末感  が美しいラストへ。暴走する理論構築。

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