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9/2(mon)
私立探偵 濱マイク:第10話 1分間 700円
9月になり、このシリーズも残り3本。満を持して浅野忠信+柄本明登場の竹内スグル監督・撮影作品。 作品のテイストはかなりビターでど真ん中のハードボイルド。渋かった。
9/3(tue)
世にも奇妙な物語 ビデオの特別編/ルナティック・ラブ
これは観ておきたかった。ドラマ作品としては映画進出直前という時期。豊川悦司の怪演は明らかにTVのゴールデンタイム枠をはみ出している危なさ。 この相性の良さから「Undo」「Love Letter」と繋がっていく。フィルムでの撮影も今となれば判るがかなり確信犯的に監督の趣味を貫いている。
9/4(wed)
殺し屋1
特典映像付きDVDを鑑賞。まず本編。原作マンガを知っているだけにこのテイストを映画化した三池監督の翻案のバランス感覚に何より驚く。 連載途中のこの時点でメインははやり垣原なのだが、そのキャスティングに浅野忠信というのも凄すぎる。独特の飄々とした軽やかさは映画版ならでは。
交渉人
物語がかなり進行しているのになかなか登場しないケヴィン・スペイシー。 ドラマを引っぱるサミュエル・L・ジャクソンの鋭い眼光が印象に残る。 脚本が実に面白く、説得力があって堪能できた。
9/7(sat)
THE REPORT
「サ・マイクレポート身元調査報告書」「私立探偵 濱マイク−横浜発−」「教科書にないヨコハマ」という3編の特典映像。 映画版3部作に併せて製作された内容で、林海象監督を含めた貴重な当時のインタビューが嬉しかった。
9/9(mon)
私立探偵 濱マイク:第11話 女と男、男と女。
はぁどぼいるどである。永瀬自身のラブコールによって実現したらしいアレックス・コックス監督の登場。 みるくのことは、モノローグで済まされてしまって、ちょっと意外な結末。田口トモロヲがニヒルだったし、最後の月が巨大で綺麗だったからいいや。
9/12(thu)
NHK-BS2 STING SPECIAL
先週放送のインタビュー+LIVEの番組。これが2001.09.11.にSTINGの自宅にて行われた貴重な映像であった。 偶然、あのNYテロ事件と一致してしまった日付はいつまでも記憶され続けることであろう。独特の昂揚感のあるLIVEであった。
9/13(fri)
ROCK IN JAPAN FES.2002 DAY3
録画しておいた中で最終日3日目から鑑賞。 奥田民生“ひとり股旅”仕様はYO-KINGとのコラボレーションなど愉しい。 1曲「風になる」をウクレレのみで歌ったつじあやのの際立つ個性も印象的だった。
9/16(mon)
非・バランス
新人・派谷恵美の瑞々しさは「パコダテ人」の宮崎あおいのよう(といっても、こちらのが製作が先)。仙台を舞台に描く中学生とゲイの心の交流。 その悲しくて温かいやりとりを小日向文世が柔軟な存在感で説得力たっぷりに見せる。かわいい作品。
ピストルオペラ
何とも独特の色彩感覚、妙な間、ちと時代がかった台詞と様式的な動作。個性的映像である。しかも、実は物語自体、西部劇だったりする。 虚構としてのハイテンションな弾け具合は唯一無比。この作品、DVD欲しいかも。
9/17(tue)
私立探偵 濱マイク:第12話 BITTERS END
早くも12話、最終回である。締め括りをきっちりとつとめるのは利重監督+脚本で再度コンビを組む第3話監督萩生田宏治氏。 SIONを向かえた物語は現在のマイク像の投影であり、新しい出発への序章を見事に迎えた。この情こそがマイクの世界そのものである。泣けた。
9/19(thu)
NHK music cocktail Guest:SKETCH SHOW
細野晴臣+高橋幸宏の新しいバンドとはいえ、どうしても記憶の中のYMOは消えない。それはそれでいいのだろう。 やっぱり、曲もこの2人の並ぶ佇まいも、何しろ現在形なのだけれど、そのままだったし。早く音源を仕入れなければ。
9/21(sat)
レクイエム・フォー・ドリーム
「π」に続き独特のテンポと構図で見せるダーレン・アロノフスキー監督の作品。薬物で正気が崩壊していく母、そして恋人の幻惑が錯綜する。 インダストリアルなサウンドトラックも含めダークで病んだ雰囲気。余韻が重たい。
9/22(sun)
ななせ川フォークジャンボリー
伊勢正三プロデュースのイベントだというのは、観てから知った。お目当てはSong for Memoriesの3人。 映画化の時期もあって「なごり雪」は今回のクライマックスのひとつとして、聴きどころだった。しみじみ。
9/23(mon)
ビューティフル・サンデー
中島哲也監督+永瀬正敏出演の映画作品を鑑賞。独特のコクのある映像。 不思議な味わいである。でも実に整然としていてプロフェッショナルな心意気を感じる。
ソードフィッシュ
ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマンほか俳優陣のバランスがよかったし、脚本も見せ場たっぷりだし怒涛のテンポ。 「マトリックス」以降であるカメラワークの醍醐味が伝わりやすい締まりのあるビジュアル。
9/24(tue)
TRICK DVD-3. #6,#7
DVD3枚目はゲストに佐伯日菜子を迎え霊能力で行われる殺人。今回は事件トリックの真相の部分は不明瞭に謎のまま一応の終了。 映像の端の方で繰り広げられている小ネタもやや控え目であっさりしていた。


今月のこの1本。
NHK-BS2
STING SPECIAL

やはり2001年9月11日を記録したこのスペシャルな企画を記しておかずにはいられない。
アメリカ合衆国という複雑な人格をもつ国家の理念に対して、個人的にはその理想と現実の乖離に不安が大きくなる一方ではあるとしても、
音楽や芸術の放つメッセージに含まれる豊かな思想の普遍的な意味はやはり問われ続けるべきである。
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