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10/3(thu)
SELF LINER NOTES:奥田民生「E」
この番組の第1回が「GOLDBLEND」だったそうで、さすがというか、マイペースである。もちろん、トーク自体も。 アルバムの方は、芯の太いロックが19曲収録というこれまた規格外な印象。
10/7(mon)
映画「水の女」ドキュメント UA、光の中へ
この秋、公開予定のこの映画制作の企画は既に5年越しであったらしい。しかも、更にUAの父役に江夏豊(!)、 そして水の女との対比として登場する火の男に浅野忠信という配役もあり、公開が待ち遠しい。観てみたい。
10/12(sat)
ガタカ
初監督アンドリュー・ニコルが脚本も自身で手がける。イーサン・ホーク+ジュード・ロウの2人の冷ややかな表情の対比が独特の説得力をもつ。 「未来世紀ブラジル」に由来すると思える近未来社会の歪んだ潔癖主義の描写にマイケル・ナイマンのロマンティックで流麗なメロディが実に合う。
10/17(thu)
アクターズ・スタジオ・インタビュー/Guest:メグ・ライアン
NHKにて放映のこのシリーズ、見ようと思いながらなんとなくタイミングを逃していたが、とりあえず録画→鑑賞。 メグ・ライアンが自分自身の演技への取り組み方を監督が演奏する「楽器」であると表現する例えに納得。
10/18(fri)
WOWOW 桑田佳祐スペシャル
別に放映があったROCK IN JAPAN FES.2002のライブ映像+「ROCK AND ROLL HERO」のレコーディング風景を中心としたドキュメント。 サザンとは少し距離を置いた時のスタンスの自由度がソロを製作する度に高くなっているのが分かる。
10/19(sat)
黙秘
この作品、原作はスティーブン・キングが当初から主人公にキャシー・ベイツを想定して描かれていたそうだ。 2人の死者をめぐる秘密が日蝕の幻惑的な光線の中、解き明かされる母の悲劇は見応え十分。娘役ジェニファー・ジェイソン・リーもよかった。
10/24(thu)
FIELD OF DREAMS:SCRAPBOOK
DVD特典のメイキング映像。100分近くもある。とにかく関係者のインタビューが豊富。 実にひっそりとした心象風景がテーマであるし、まさに夢の映像を実現していく過程そのものであった撮影の大変な道のりが覗える。
TRICK DVD-4. #8,#9
このDVDシリーズも#9でいよいよ最後のエピソードへ。例によって山田+上田コンビの独特のノリが楽しい。 一部、特典映像を見ないまま返却してしまったのがちょっと心残り…。
10/26(sat)
TRICK DVD-5. #10
前回を見てしまったら、この完結篇はすぐにでも見たい、と思ったら運良くレンタルできた。 ある種、さっぱりと爽快な後味で完結していて…と最後の最後に鬼塚ちひろ登場。オマケの「対談」も堪能。
10/27(sun)
DOG-FOOD
50分間の短篇を田辺誠一が初監督。過ぎ去って既に失われた時間への逡巡を描くざらついた映像は篠田昇の撮影補を担当していた福本淳。 更に演出補に行定勲ということで、独特のセンシティヴな作品に仕上がっている。勿論、大好きな味わい。
王様のレストラン1. 第1話、第2話
三谷幸喜脚本のドラマ、実は意外に見逃しているので、「古畑任三郎」に続きレンタルしてみた。まずは序章といったところ。 彼の敬愛するハリウッド映画の絢爛な雰囲気を巧く取り入れた舞台:フレンチレストランに見事にはまる配役がこれから楽しみ。


今月のこの1本。
黙秘

ジャンルとしてはスティーブン・キング原作の人間模様が心理的な不安定感を醸すミステリーということになる物語である。
とにかくキャラクター造形の見事な説得力と日蝕という現象が貧困な階級による日常の閉塞感から繰り返される悲劇を演出する舞台装置として効果的に作用する。
この作品の余韻が、ある種「羊たちの沈黙」を観た後のような結末にどこか居心地の悪い感覚が残る雰囲気と共通しているように思える。
それは猟奇的でもないし、ハードなアクションを展開するわけでもないが実にドラマとして強固な揺るぎなさがある。
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