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11/2(sat)
私立探偵 濱マイク:DVD03 どこまでも遠くへ
入荷待ちの01と02を抜かしてまずはDVD03を単独で購入。メイキングも併せて鑑賞。LA-PPICSHのLIVE映像がもっとたっぷり見たかった。 萩生田監督の思い描く律儀なキャラクター造形によるマイク像が堪能できた。
11/4(mon)
Grasshoppa! vol.1
石井克人が全面的に参加のショートフィルム集その1。小ネタが「鮫肌男」や「PARTY7」と同質なので、好みははっきり分かれるだろう。
一部かなり意味不明でトホホな路線だし。オマケ収録の「Fishing with John」が観たくてレンタル。
踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全SP
内田有紀を主演に「踊る大捜査線」のサイドストーリーとして製作。内容・テーマはそのまま本編とリンク。 これはこれで楽しめた。いかりや長介のポジションが渡辺えり子というのが意外にハマって見事な配役。
11/5(tue)
王様のレストラン2. 第3話、第4話
第3話でベル・エキップの顔ぶれ一人一人と面接をするシーン、このプロットで自然にキャラクター紹介がスムーズに盛り込まれている。 この前提で第4話の波乱が見事に意外な結末へと収束していく。三谷幸喜得意の状況を巧みに凝らしたストーリーテリングが見応え有った。
Grasshoppa! vol.2
vol.1で登場した幾つかのショート・フィルムの続編が登場。どのネタも深夜放送枠でありそうな作品。 量が質を凌ぐのか、まだ2巻では評価は微妙。
11/6(wed)
デッドマン・ウォーキング
以前ビデオで鑑賞。改めてDVDをレンタル。このドラマ性の深い切ない味わい、そういえば監督が終身刑の囚人を演じる際リサーチ済みのはず。 善良に演じてしまうとリアリティが失われる役なのだが、ここでのショーン・ペンが示す生身の人間臭さの説得力はやはり巧い。
11/9(sat)
フォロウィング
以前のクリストファー・ノーラン監督作を遡って鑑賞。「メメント」の構成とはまた違うが時間軸が交錯する断片的なモノクロ映像の効果が印象的。 音楽デヴィッド・ジュリアンは「インソムニア」まで一緒。内省的で静謐なゆったりとしたスコアに不安感が潜む。
私立探偵 濱マイク:DVD01 31→1の寓話
BOXSET到着で第1話を鑑賞。放映自体このエピソードのみ長尺だったが映像はかなり差し替えてあり、緒方監督自身のカメオ出演も発見。 あの迷い牛は、もしかしてY2K問題?
11/10(sun)
愛を乞うひと
ようやく鑑賞。戦後焼け跡に生きる逞しい女性の姿は貧困ゆえの悲しさに満ち虐待が繰り返される傷だらけの生身を曝す。 2つの世代を演じ分ける原田美枝子の居住いの見事さが凄い。「ホタル」に通じる真摯なメッセージを伝える脚本も感動。
私立探偵 濱マイク:DVD02 歌姫
UAの唄ありきの第2話なので不思議な展開も前田良輔監督の味ってことで。憂歌団:木村充揮+スネークマン・ショウ:桑原茂一・伊武雅刀 というありえない組合せにレギュラー陣からブランキー中村達也まで渾然一体だなんて。
11/12(tue)
ブルー・マンハッタン
デ・パルマ監督、デ・ニーロ主演の1970年作品がなぜか気になってレンタル。 NYの殺伐とした暴力的な姿が21世紀現在も印象は変わらず。 映像のテンポもかなり荒々しくも若々しいエネルギッシュなインディペンデント作品。
王様のレストラン2. 第5話
実は1エピソード見逃していることに気づいて、再度レンタル。今回のテーマは奇跡。物語としてはかなり力技な展開もご愛嬌。 とりあえず、重要な伏線のようである。
11/17(sun)
三人の侍:実録ドキュメント篇
奥田民生+Char+山崎まさよしという凄いユニット登場。しかも、一夜限りの結成である。 今回の放映はほとんど舞台裏だけなので、早く本編のライブ映像を観たい。
私立探偵 濱マイク:DVD04 サクラサクヒ
DVD再編集版として、一部カットされていた内容が加わったことで村上淳=丈治がメインとなるドラマとしてたっぷり堪能。 差し替えられた音楽に関しては、TV版も好きだったので甲乙つけ難い。
11/18(mon)
あのころ僕らは
深夜のカフェに集まる無目的で自堕落な若者達の姿。 トビー・マグワイア+レオナルド・ディカプリオという顔ぶれがモノクロで雑然とした映像に並ぶ他、特に印象に残ることはなかった。
修羅雪姫
釈由美子初主演のハードなSFアクション活劇。近未来的な舞台設定も描き方にそれ程の無理は感じず、殺陣も映える。 邦画の活況を支えるためのひとつの方向性として、こうした娯楽活劇の企画もどんどん成功を収めて評価されて欲しい。
11/24(sun)
月に沈む/PVクリップ「Voyage」/Making月に沈む
映像作品として面白いコラボレーション。しかも浜崎あゆみ+行定勲とは。DVDには3種のコンテンツがパッケージされており、一気に鑑賞。 本編は行定監督による脚本と撮影:篠田昇氏の絶妙な彩りのカメラワークをたっぷり堪能。 しかし、クライマックスで「Air」が流れるシーンの映像は…伊勢谷くん、エヴァ弐号機じゃないんだから…と、つい連想が。
11/25(mon)
私立探偵 濱マイク:DVD05 花
白タク星野くんのエピソードが再編集盤でカット。これは映画版濱マイクファンにとっては重大な変更点。 他の監督の回で復活なんてこと、あるんだろうか。とりあえず残念で仕方ない。
11/26(tue)
CHEMISTRYアコースティックライブ "R. A W. Vision"
BS2で放映のスペシャル。パーカッション+ヴァイオリン+ギターという生音に2人の歌といった編成で聴き応え十分。 楽曲のクオリティに大きな落差がないため安心して聴けるし、シンプルな演出のスタジオ映像も渋い。堪能して贅沢な気分になれた。
11/30(sat)
血を吸う宇宙
不思議レトロなTVドラマのような棒読み無表情ほったらかしな演出にチープなBGM、あからさまにトホホな特撮。確信犯である。 阿部寛登場とともに、更にハイテンションな失笑状態で進行する無理な展開。面白かったけど。


今月のこの1本。
愛を乞うひと

すでに国内外で数々の映画賞を受賞し評価されていたこの作品、結局なんとなく観る機会を逸してしまっていた。
「ターン」に続き、2002年は「笑う蛙」「OUT」と順調に平山秀幸監督の作品を鑑賞してきているので、やっとこの作品に辿り着けた。
2世代の相反するキャラクターを見事に熱演する原田美枝子さんは勿論、脇を固める出演陣の確かな存在感、そして女性の心持ちの強さを描く平山監督の演出。
その後の作品に続く颯爽と立ち、活き活きとした表情の人物描写が観終えて深い感銘を受ける。
やはり、自分には好みの作品であった。
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