リストへ戻る。 watching TV :May,2005 次の月へ。
5/1(sun)
DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2005 DIAMOND 15
2人のユニットになっても健在。充実のアルバムでのツアーで、最後までないから演奏されないんだと諦めていたらアンコールで「何度でも」登場。 「救命病棟24時」に関わった曲は全部好き。
5/3(tue)
この世の外へ クラブ進駐軍
映画館で一度観賞しているはずだが、途中の記憶が欠けているという状態だったこの作品、実は人物相関の全体像がこれでやっと把握できたのが我ながら情けない。 ある意味で「JSA」とも通じている敵対関係だったはずの国が個人的な信頼によって新しい関係を築くために文化は大きな役割を果たす。その意味が今日も問われている。
5/4(wed)
イルマーレ DVD特典映像
主にメイキングとインタビュー集。特に監督のインタビューが印象に残った。映像そのもの、そして配役にも細やかな配慮があって、こだわり抜いて完成させるスタンス。 だから製作・撮影でどんどん時間が経過してしまう。でも結果的に残っていく作品を仕上げるわけだから大事なことだ。
5/5(thu)
10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス
2組のオムニバスで比べると自分でも知っている監督が多いのがこちら。当然のことだが10分間の捉え方は全く作家によって違うわけだしテーマも異なる。 中でもビクトル・エリセ監督とスパイク・リー監督のテンポ感はまるで別物。一度だけ観た感想としては個人的にヴェルナー・ヘルツォーク監督の作品が興味深かった。
5/7(sat)
佐野元春 and The Hobo king Band THE SUN TOUR 2004-2005 FINAL
フジで深夜放映のこの番組をうっかり見逃さなくて良かった。久々のオリジナル・アルバムが確かな手ごたえだっただけに充実のツアーも一体化した表現としてバンドメンバーそれぞれの持ち味が ブレンドされ、こうした映像で改めてそのクオリティの高さを確認できるのが嬉しい。もちろんその中で枯れたりしない佐野元春氏の姿が光る。
僕らの音楽 :東京スカパラダイスオーケストラ
意外に思える対談相手は柴咲コウ。リラックスした雰囲気で愉しいトーク部分。そしてスペシャルコラボレーションとしてこだま和文氏登場。スカやレゲエそのものに詳しいわけではないのでよく知らなかったけど ルーツといえる曲のセッションがほどよい緊張感の中、心地よいグルーヴを生んでいるのがわかる。
僕らの音楽 :宮沢和史
THE BOOMではなくソロとしての登場。対談相手の小泉今日子さんとはかつてリラックスした雰囲気の「厚木I.C.」での縁もあって、一緒の演奏も期待したがそれは今回なかった。 同じつながりでギター:高野寛氏の顔が確認できた。
5/8(sun)
BEGIN 15th ANNIVERSARY CONCERT wonderful tonight
あの「イカ天」から、もう15年。感慨深い。武道館から始まるツアーが、まさかの石垣での延期まで、丁寧にドキュメントされながら本編である演奏部分もしっかり収録、充実の120分であった。
茶の味 色と形のはなし
DVD特典でもこれだけの力作はまずこれまでお目にかかったことが無い。とてもとても丹念でプロフェッショナル。スタッフワークの全てがここに描かれているとは言わないが、普段なら一切登場しない部分ばかりである。 これが単体のドキュメント映像作品でも個人的にはすすんで購入したくなるだろう。有難いものを観ることが出来、至福である。
5/18(wed)
アメリカン・ビューティー
以前一度観たのがもうだいぶ前。改めてここで問われている「美」について、よどんだ空の色を眺めながら思い巡らせた。ケヴィン・スペイシーの達観。それゆえ、結末にあまり悲観は無い。 意地悪い皮肉な脚本であるがこれがアメリカという国の色彩なのだ。で、気になっていた肝心の結末部分、記憶ではもっとはっきり描いていたと勘違いしていたが、最後まで正体は明かしていなかった。
5/20(fri)
僕らの音楽 平井堅
本当に久々に聴いたデビュー曲。それがあの「王様のレストラン」エンディング・テーマだった。という縁で対談相手が三谷幸喜氏。独特の妙なぎこちなさがこういうトークでの味。 シンプルなアレンジの「瞳を閉じて」も心地よかった。
5/21(sat)
つじあやの 春風爛漫
上野で4月に行われたこのLIVE、実際に出かけようかと思案したくらい。チェロのまろやかな音色に導かれて歌われる幸せそうな「春は遠き夢の果てに」。 風通しがよくて、意外にロックだったりもして涼しげな唄で、春の浮かれた気分でいっぱいだ。
5/22(sun)
音楽・夢くらぶ/宮沢和史×bird
今回はロシア・バージョン「島唄」を披露。程近い時期にフジで放映の同じ歌であるが、趣向が違うだけでまた新しい横顔を見た気になる。高野寛氏、やはりギターで参加が個人的に嬉しい。
5/24(tue)
パーマネント・バケーション
ジム・ジャームッシュ監督のこれが実質的な長編デビュー作、そして大学在学中のものらしい。ジョン・ルーリーのサックスや不安げなシンセの音がNYを決然とあとにする若者の不穏な旅と奇妙な人々とのすれ違いの違和感を物語る。 ざらついたフィルムの質感やかみあわないダイアローグなど、その後の特徴的な要素が幾つか認められるがユーモアはまだ見えない。
5/27(fri)
音楽・夢くらぶ/大貫妙子×一十三十一
「あなたを思うと」に「春への手紙」。山弦のアコースティックギターの響きが効果的な楽曲を演奏してくれているのが何より嬉しいし貴重な映像。一十三十一というアーティストの方、 初めて知ったが大貫さんからの影響がはっきりと見て取れる歌声に驚いた。
パルプ・フィクション
タランティーノ監督の評価を決定付けたこの作品を今ごろになって鑑賞。暴力描写について、やはり北野監督に通じる手触りがある。 脚本の構成の工夫も配役の楽しさもわかるが、自分の中では血まみれで人がどんどん死んでいく作品世界を積極的に支持する気にはなれなかった。
5/31(tue)
白いカラス
印象的な雪道の光景から始まる静かな語り口。がっしりした縁のメガネに伸ばし放題の無精ひげ姿のエド・ハリスのギョロっとした目がなかなかの迫力。 アンソニー・ホプキンスとニコール・キッドマンの危険な関係なんて凄いキャスティングだ。で、更にゲイリー・シニーズ。俳優の存在感のほうが優先してしまい物語の起伏が目立たない。 でもレイチェル・ポートマンの美しいスコアが心地よく響いて一気に観てしまった。嫌いではないタイプと言える。


今月のこの1本。
10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス

ショート・フィルムの企画としてはかつてないほど豪華。
なかでもビクトル・エリセ監督の作品がこの尺とはいえ登場するのがそれ自体、事件でもあるし。
ジャームッシュ監督は10分という長さがあれば十分個性を発揮できる映像を既に撮ってきたようなものだし、実に馴染んだ表現方法という印象。
それにしても、観賞後に後から効いてくる、滋養のある作品が多い。
またいずれ、時間をおいてから楽しみたい。
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