notes of cinema 04.
我が人生最悪の時  
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notes 01.濱マイク/永瀬正敏インタビュー   
「このシーンきれいだったなとか、何々さん素晴らしかったなっていうのは思ったりしますけど、自分については一生思えないと思いますよ。
よく"代表作は何ですか"って聞かれるんですけど、代表作はたぶん死ぬまで出来ないと思います。
全部好きだもん。
全部好きで、全部責任持とうと思いますからね。
お客さんには気にいってもらえる時もあるし、もらえない時もあるだろうけど、それは全部自分の責任だと思ってますから。
自分で自分の代表作って言っちゃったら終りのような気がしちゃうんです。
たぶん俺がジジイになって死んでから、次の世代の人とか同世代の人たちとかが"あの映画出てたアイツ"っていう話をしてもらえるような芝居をしてたいなと思うんですけどね」

−濱マイクというキャラクターについては、永瀬さん自身どう捉えてますか?
「林さんの頭の中にあった探偵像を僕のキャラクターに近づけてくれてるっていうのはあったんですけど結局は全然近くなくなりましたね(笑)。
近かったら困っちゃうけど…」
−自分に近かったのが離れちゃったっていうのは、どういう部分で感じられたんですか?
「彼の方がすごく活動的ですよね。
たとえば妹に対しても優しさの出し方っていうのが、たぶん僕と違う。
すごくストレート。
でも、けっこうお人好しのところがあったし、いいヤツでしょ」

notes 02.Kさんに   
この映画の撮影中、フランス映画社の川喜多和子さんが亡くなられた。
川喜多さんは日本映画を海外に普及するなど、日本映画界に多大な貢献をされた方。
林監督のデビュー作「夢見るように眠りたい」が海外で高い評価を受けたのも、川喜多さんがこの作品を気に入り、積極的にアピールしてくれたおかげといっても過言ではない。
そのため、川喜多さんが倒れられた時、林監督は撮影を中断して病院へ見舞いに……。
林監督にとって川喜多さんは、久々に撮ったこの映画を最も見てもらいたかった人。
そんな想いがオープニングの「Kさんに」には込められている。



-STAFF-
監督:林海象
音楽:めいなCo.
脚本:林海象、天願大介
撮影監督:長田勇市
美術監督:木村威夫
-CAST-
濱 マイク:永瀬 正敏


星野:南原 清隆
神野:佐野 史郎
楊 海平:楊 海平
侯 徳健:侯 徳健

加藤:修 健
中山刑事:麿 赤児
山口:塚本 晋也
岩崎:梶原 善
北村:阿南 健治
近藤:近藤 芳正
雅子:宮地 雅子
濱 茜:大嶺 美香

宍戸<エースのジョー>:宍戸 錠

王 白蘭:南 果歩

挿入歌/「Dragon」 作詞・作曲:侯 徳健
エンディング・テーマ/「キネマの屋根裏」 作詞:M.'EARL'NAGASE、作曲:森山 達也、唄:永瀬 正敏