notes of cinema 06.
東京兄妹  
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切ないが、ほんのりと温かさが感じられる和の味わい。
CFではコミカルな演出の冴えを見せる市川準監督の長編映画作品。
これがスクリーンで体験したその最初であった。

notes 01.監督:市川 準インタビュー   :パンフレットより
「CMを撮っているスタジオにライトヴィジョンの吉田多喜男くん(プロデューサー)が来て、
何か(映画を)やりたいんだけど考えてみてくれと言われて…。
それで前々から気になっていたのがあったんです。
 今回脚本を書いた3人は、あるCM制作会社にいて、たまたま僕の現場に助手的についてくれていた人たちなんです、
年齢的には僕より一世代下の。
それで、藤田(昌裕)くんが脚本書いて、猪俣(敏郎)くんが演出して、TVの30分ドラマを作ったんです。
夜中の1時近くにやる『ラ・キュイジーヌ』っていう番組で、1年半位前にオンエアーしたんですが、けっこう記憶に残ってて。
それが『冷やっこ』というタイトルで、今回の原案になってるんです。」

「『病院で死ぬということ』というのはかなり実験的な作品で。
死というものは誰にでも平等に訪れるもので、誰も主人公ではないが、誰もが主人公になりうる。
だから、誰にも加担しないアングルっていうので、あれ(全編ロングショット)が出てきたんで、他の映画であれと同じことをやっても意味がないわけですよ。
でも『病院〜』を通過して、つかんだものはあったと思いますけどね。」



-STAFF-
製作:ライトヴィジョン株式会社
製作:鍋島 壽夫
プロデューサー:吉田 多喜男
監督:市川 準
脚本:藤田 昌裕(原案)・猪俣 敏郎・鈴木 秀幸
音楽:梶浦 由記(see・saw)
撮影:川上 皓一・小林 達比古
美術:磯田 典宏
照明:中村 裕樹
-CAST-
緒形 直人

粟田 麗


手塚 とおる
広岡 由里子

小池 幸次
宮内 幸平
溝口 順子

角替 和枝
白川 和子