notes of cinema 08.
the silence of the lambs/羊たちの沈黙  
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Was that a cattle ranch? 「牛の牧場か?」

Sheep and horses. 「羊と馬です」

How long did you live there? 「何年いた?」

2 months. 「2ヶ月」

Why so briefly? 「短いね」

I ran away. 「逃げました」

Why, Clarice? 「なぜだね?」

牢獄の中と外、立場が次第に不明瞭に揺らいでいく。
猟奇殺人事件を追うFBIアカデミー訓練生と解決の鍵を握るヒントを与える監禁中の危険な精神科医。
この余りにユニークな原作を演出するのは「STOP MAKING SENSE」のジョナサン・デミ。
そしてアンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、ジョディ・フォスターの緊張感漲る確かな演技。
サイコ・サスペンスの新たな地平を切り拓いたこの作品は、1991年に製作された。
notes 01.監督:ジョナサン・デミは語る
「どこにでもいそうな普通の女性が、危機に対して雄々しく立ち向かう。
『告発の行方』でレイプ犯に毅然と立ち向かうジョディには、クラリス役が要求する“気丈さ”が100パーセント備わっていた」

notes 02.ジョディ・フォスターは語る
「女だけれど、この役は本物のヒーローよ。
クラリスの訓練、才気、感情、そして恐怖感。
知性とハートには訴えるけど、筋肉に頼った部分はひとつもないわ」

「女性が人間扱いされている脚本なんて本当に少ないと思う。
主人公の恋人、妻、娘などその多くは副えもの。
そんな脚本は男優にも不幸なことだし、プロデューサーたちがマーケットを意識しすぎることが元凶ね」

notes 03.アンソニー・ホプキンスは語る
「役作りで心がけたのは、レクターの持つ知性を前面に出すように努めたこと。
狂気の役を字づら通り演じても意味がないと思った。
観客が期待していたかも知れない大芝居の逆を打って、レクターという役を努めて人なつっこく、チャーミングに、繊細に演じた」
「性分として面倒な事が苦手なので、役作りへの備えはごくシンプル。
他の俳優なら、実際の精神病院へ何か月も通ってリサーチするものも居ようが、私は演技することにそんな必要があるとは思わない。
やったことといえば、役柄にイマジネーションをめぐらせたことぐらいさ」


−STAFF−
Directed by: JONATHAN DEMME / 監督:ジョナサン・デミ
Produced by: EDWAED SAXTON, KENNETH UTT & RON BOZMAN / 製作:エドワード・サクソン、ケネス・ウット、ロン・ボズマン
Screenplay by: TED TALLY / 脚本:テッド・タリー
Exective Producer: GARY GOETZMAN / 総指揮:ゲイリー・ゲッツマン
Based on the Novel by: THOMAS HARRIS / 原作:トマス・ハリス
Director of Photography: TAK FUJIMOTO / 撮影:タク・フジモト
Music:HOWARD SHORE / 音楽:ハワードショア
-CAST-
Clarice Starling: JODIE FOSTER / クラリス・スターリング[FBIアカデミー訓練生]:ジョディフォスター

Dr.Hannnibal Lector: ANTHONY HOPKINS / ハンニバル・レクター博士

JAck Crawford: SCOTT GLENN / ジャック・クロフォード[FBI行動科学課課長]:スコット・グレン

Jame Gumb: TED LEVINE / “バッファロー・ビル”:テッド・レヴィン
Dr.Frederick Chilton: ANTHONY HEALD / フレデリック・チルトン博士:アンソニー・ヒールド
Senator Ruth Martin: DIANE BAKER / ルース・マーティン議員:ダイアン・ベイカー