notes of cinema 22.
the Straight Story/ストレイト・スト−リー  
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小説「白い犬とワルツを」を読んだ。
妻に先立たれた老人にしか見えない犬とともに暮らす日々を描いた寓話的な物語である。
淡々とした日常の出来事の積み重ねの中に含まれているささやかな喜び。
実話を基にしたこの映画と、何か共通する長閑さを感じた。

notes 01.監督:デイヴィッド・リンチ-インタンビュー
「オーディエンスは前もって想定できない。
製作中は私が観客だ。
自分の内なる何かに耳を傾けるしかないのだね。
しかし映画とはそのストーリーに惚れこみ、作りたくて矢も盾もたまらなくなるという所からスタートする。
完成後の事まではわからないし、客層の選り好みだって不可能だ。
今回、客層の拡大は予想していたが、逆に観客がきわめて限定されるとわかりきっている映画でもストーリーに惚れこめば作るしかない。
要は、自分がこれだと信じた道を進むだけなんだよ。」

「許すという行為は、何よりむずかしい。
すでに深いミゾを隔てた二者のどちらかが最初の一歩を踏み出すが、それは心の奥底からわき上がってくるものでなければいけない。
『許しの心』が完璧なものとなってきなければ、絶対に不可能だ。
どこかで引っかかり、身動きのとれない状態に陥ってしまえば、ネガティブな感情が湧きあがって両者を内側から食いやぶる。
しかし許しの心さえあれば両者は歩み寄ることができ、互いに人生のコマを進めることができるんだ。」



−STAFF−
Directed by: DAVID LYNCH / 監督:デイヴィッド・リンチ
Written by: JOHN ROACH & MARY SWEENY / 脚本:ジョン・ローチ&メアリー・スウィーニー
Music by: ANGERO BADALAMENTI / 音楽:アンジェロ・バダラメンティ
-CAST-
Alvin Straight: RICHARD FARSWORTH / アルヴィン・ストレイト:リチャード・ファーンズワース
Rose: SISSY SPACEK / ローズ:シシー・スペイセク
Lyle: HARRY DEAN STANTON / ライル:ハリー・ディーン・スタントン