握拳と寒椿 ライナーノーツ

握拳と寒椿


              
1.男ノ華
BUCK-TICKじゃないですよ、あれは「悪の華」。
時代の道端で揺れてる雑草の次は、名も無き男ノ華!!!!
寒椿ですからね!!クァーっ!!粋だねぃ!!
怒髪天のみなさんはそれぞれ華のある男たちだよなあ。それも凛とした感じですね。
ちょっとおとぼけだけど。
そして、この曲の聴き始めは、イントロがあまり頭に残らなかったのだけど、
徐々にシミ付いてきました。
とっぱじめにしては、インパクトに欠けるか?と思ったけど、これがまた良くて。
“悔し涙で育つ華 強くて優しい華になるだろう”のあたりの坂さんの“ドン!!ドン!!”が腹に響くんですわ。
ドラムセット買ってから音が確実に良くなってるぞ。
そして、まいた種は刈り取れかぁ〜〜。そうだなあ、そうだよなあ、と改めて感じ入るフレイズですね。
上を見たり晴れを望んだりしてないものねだりしたって、自分でまいた種ってこともあるからなあ。
足元しっかり見れよ!!っちゅうカツを入れられました。
2005.1.18
2.愛の嵐 〜風速2004メートル〜
この曲がリメイクされるとは驚きでした。
密かに不思議に思っているのは、ニーチェのときのブックレットには
「純情なあの娘の 薄暗ぇワンルームで」っていう部分の歌詞が書いてないはず。
今回はちゃーんと書いてあるのですよね。これはちょっとした謎です。
留守電はゼロ件を告げた、てのがこの曲のできた時代背景を表してますよね。
もう留守電の時代じゃないので、すごくレトロな感じがします。
留守電を待つ切なさが返って伝わってくるなあ。
電話の前でガックリする兄ぃを思い浮かべちゃった(爆)。
そして、着うた対応と言うことで、目覚ましアラームに使わせていただいてるのです。
初日はアラームとともに熱唱して、そのまま朝から大変満足して二度寝(爆)。
それから毎日、止めずに何度も聴いてしまうので、早起きできません(爆)。
どうしたものでしょうか。
おっと、全然曲の批評をしていないじゃないですか!!
そうだなあ、リメイク版の良いところはギターだけで“ちゃっちゃっちゃっちゃっ”てとこかな?
メリハリがあるよね。前が悪かったわけじゃ決して無いんですが、前よりくっきりした曲になったな、と。
どうしても、サビに至るまでのAメロが長〜い感じがしていたので、
いきなりサビから始まり、再びサビがCメロっぽく入るので、メリハリがついたよね。
前のサビまでためてためてためてためてって、ってのも良かったんですけどね。
2005.01.18.
3.今日という名の街
これはいきなりじゃらんのイベントで初めて聴いたのですが、
メロといい、詞といい、演奏といい、兄ぃの唄いっぷりにグサーっときました。
“明日にはぐれ〜え〜”の“れ〜え〜”ってとこがすごい唄い上げ方で、驚いたのですよ。
技術だけでもない、感情だけでもない、総合的な表現力の高さを感じました。
CDで聴くとあまり強調されてないんですけど、ライブではすごいです!!!!!!
渾身の力をこめて、命削って唄ってるよ!!!!
“何も言うな言わないでくれ今は”のバックのシミさんのソウルフルなベースラインも好きです。
曲全体の構成も絶妙なバランスで、完成度が高いってのはこういう曲を言うのかなぁ、など思ったりします。
で、歌詞についてもうひとつ。
“愛したふるさとを捨てたときから”っていうところは、自分にもすごくオーバーラップするので、たまらんです。
自分のルーツと言うか、基盤と言うか、ホームと言うか、根っこというか、
ふるさとっていうのがどんなに大事なものかを痛感したことがあるので。
自分にもそういう血や心があるのだということをこの曲を聴くと再確認できます。
この先、どこで暮らすのかは解らないけど、この曲の心は忘れたくないですね。
ふるさとを愛することができる自分は恵まれていると思います。
2005.01.18
4.一番星ブルース
いきなりイントロにやられましたよ(笑)!!!!!!
これぞリズム&演歌の真骨頂!!!!カバーですけど、自分のものになっちゃってるよ(笑)。
おもわず、シミさん見習ってカラオケで熱唱してしまいましたから(爆)!!
日本にはこんなカッコイイ曲もあったのですね。
こりゃー、ダボタボのズボンでちぇけらっちょしてる場合じゃないよ!!!!
外ばっかり見てないで身の回りの現実を見ろ、ってね。
そんでもって、〆のギターがまたフンドシ締める感じでイイ!!
任侠ですよねえ〜。
2005.01.18
5.実録!コントライフ
爆発系の新しい定番曲になりそうなこの曲!!
兄ぃがかならず欽ちゃん走りのような謎の動きをするところがすごいおかしくて(爆)。
怒髪天って人生の様々な局面を鮮やかに唄い分けるよね。
人の心の機微を丁寧に検証して、提示してくれている。
っちゅうか、この曲では死ぬほど笑わされたんですよ、坂さんに!!!!!!
笑って笑って死ぬかと思った。
だって、口で「パフ!!」ですよ??ありえないでしょ、普通は!!!
ライブ中に目の前で信じられない出来事が起こった笑撃ってわかりますか!?
そして、この曲はいかりや長介さんこと「長さん」へのレクイエムなんですよねえ。
笑わせながら泣かせやがってコンニャローですよ。
今度から人生で辛いことがあったときは「コント」だと思ってがんばるぞ!!
あの撤収の曲を幻聴にしながら・・・・
2005.01.18.
6.孤独くらぶ
こういう懐の大きい曲が出てくるとは・・・・・・
ちょっと照れくさいけど、感動的な曲だよねえ。
最初のギターのみの演奏がなんとも情感たっぷりで、そこに全員が入ってくる瞬間がすごくいい。
怒髪天のメンバーの美しい関係が目に見えるような気がするよ。
そこにわたしたちもちょこっと場所を共有して仲間入りしてる気がして、あったかい感じがするね〜。
こういう優しく暖かい気持ちを忘れなければ、無駄な争いって起こらないと思うのだけど・・・・。
それぞれ間違いなく別個の人間で孤独なんだけどさ、違いを認め合うことはできるよね。
決して寄りかかるわけではなく、それぞれやってこうよ、って感じがするなあ。
「孤独」でありつつ「ともに」なんだよねえ。
2005.01.18