TYPE-Dライナーノーツ

TYPE-D


                             
1.北風に吠えろ!
とっぱじめ曲としては旅烏と対比させて、あっちの方が好きなんですけど、これも好きです。
“ほらあそこに同じ馬鹿見つけたぜ”っていうフレイズはしょっちゅう使ってます。
だって周りがすばらしい馬鹿ばっかりだから(爆)。
そういえば、嵐の中を自転車で爆走しながらこの曲を熱唱したことがあるわ!!
おかげでずぶ濡れになりながら楽しかったですよ(笑)。
それにしても、爽快な曲ですよね。馬鹿やりながら大笑いするような感じです。
しかし“涙凍りそうな”“悔し涙はまだあたたかいから”と、血もにじんでいるわけですよね。
2005.01.19
2.ゆきてかえらず
これがまた泣かせるいい曲で。
この曲はギターの音がすごく冴えているような気がする。研ぎ澄まされているというか。
イントロといい、Aメロのバックといい、メロとメロの切り替わり部分といい、激しい間奏といい、聴き入ってしまう。
ギターでも唄ってるよ、確実に。詞の世界を理解して弾いてると思う。
ガッツーンとした曲であります。
こういう世界観は人生経験が豊富な人たちだからかもし出せるんだろうなあ。
中年ロックの醍醐味がここに結実。
朝起きてぼんやりとしているときの情景にはとても共感できる。
あのなんともいえない朝の嫌な感じ・・・・。朝は苦手なので。
2005.01.19
3.俺vs俺
オレオレ詐欺シリーズ第2弾です(爆)!!!うそです!!うそ!!ごめんなさい!!
これもね、ほんと言われてみればその通りだよね!!という曲。
結局、自分に負けてることって多いもんねえ。
コンプレックスを抱えたり、自分で限界を作ってしまったり、あきらめたり、
よ〜く考えたら、独り相撲とって自分に負けてるんじゃん、ていう。
そういう意味的な部分も小気味良い曲なんだけど、サビのノリ感覚がまた音としてイイ。
“手ごわいヤツ”ってとこがロックな感じでシャウトが気持ちいいよね。
あたー、自分って馬鹿!!て思ったとこで、ちょうどシャウトできてツッコミが入れられるんだ。
しかし、ボスキャラとかゲーム好きな兄ぃらしいモチーフだわ(笑)。
あと、全体的なファンキーさが馬鹿っぽくていい。
2005.01.19
4.雑草挽歌
こりゃライブに欠かせない大事な曲ですね。
これ聴くと2003年のEZOを思い出すなあ。みんなでヒラヒラしたもの。
道端の雑草というと真っ先にタンポポが思い浮かぶんですけど、
それぞれどんな雑草を思い浮かべられるのでしょうか。
花も咲かないような、さきっぽが毛虫みたいなしゅーっとした草とか?
雑草って勝手に伸びまくってアスファルト破るくらい強いですよね。そういうとこが雑草のカッコよさだと思います。
だって美しかったり立派な植物って弱いんだもんね、あたしゃすぐに観葉植物を枯らします(爆)。
草だってさ、観葉よりも実用よ。光合成してくれているんだからさ。
で、この曲の“生まれてオハヨウ!死んだらアバヨ!”の手振りが大好き。めっちゃ張り切る(笑)。
ほんと、それが人生なのよね、意外と簡単そうなものです。
そうやって図太く気楽にいけたらいいなあ、と励まされます。
ところで兄ぃって植物にたとえると、ひょろっとしたひまわりな感じがするなあ。
坂さんは荒野に生えるぶっといサボテン。シミさんはふさふさのとうきび。王子はたんぽぽ。
2005.01.19
5.煙草と夕立の間
こ、これはほんとに聴いてて気の毒になる曲だよ。
この振られた男子の気持ちを分かち合うことは無理なんだろうけど、ありゃ〜、気の毒と思う。
“本当はそれ俺のせりふ”ってとこがかわいそうでかわいそうで(爆)。
女ってこういう場面でこういう残酷なこと言いがちだよな、と再確認した。
207の前段階はこんな感じかな。時間がたって、その後もっとしんみりしちゃうわけ。
“煙草いっぽん〜”のメロディーと詞がすごく印象的だよね。
振られちゃった男子と、振っちゃった女子の情感がそこに集約されている。
煙草一本の間の空間性と時間性を感じさせる。
ありありと場面が想像できちゃうのね(笑)。イメージ的には440なんだけど(笑)。
ちょっと間抜けなシチュエーションなんだけど、とても詞的な曲ですよね。
2005.01.19
6.××××・ジ・エンド
これもファンキーですね〜。
可愛いのは“おやすみなさい大嫌いだ 逢えない夜よりも嫌いだ”ですよ。
この部分を聴いて、あら可愛い〜、と思ったです。このさみしがり(笑)!!!
“最後の一口大嫌いだ 昼飯抜きよりも嫌いだ”は可笑しい。
メシごときにもさこまでの情を持ってしまう感受性の強さがおもしろくて笑っちゃう。
全体的に言ってることが非常に可愛らしいです。
それをこのパッパーなノリでファンキーに踊っちゃえるところがステキな曲ですよ。
すごい悪ノリできる曲ですよ。うっかり、手がゴー!ゴー!になってしまう(爆)。
つい、休みになると“俺の××休み〜”と日常で唄ってる(笑)。
2005.01.19
7.無職透明
このなんともわびしくも微笑ましいイントロに、味があるんですよ。
ダメダメなんだけど、癒されちゃう感じがするのです。
映画colors of lifeで「あ〜あ」って感じの場面でこの部分が挿入されていたのもバッチリグーだったよね。
いやはや、ほんと王子のセンスってすごいものだよなあ。
こんな気持ちを音にしてみたらこんな感じなんだ、ってのができるなんてすごい。
性格俳優ならぬ、性格ギタリストだ。 ←わけわからん(爆)
で、無職、無職って兄ぃは自分のこと言ってるけど、立派な職業人ですから!!!
執筆、講師、司会者、DJそして作詞&ボーカルですからね!!!
ちょっとしたマルチよ?  (ネズミ講ではありません。ズミちゃん?)
しかし、この曲は危険です!!! あまりにステキな曲であるばっかりに、これを聴いていると無職になってみたくなります(爆)。
イザって時に楽天的に過ごすための勇気がわいてくる曲ですよね。
こりゃね、温室育ちで青臭いこといってる似非青春パンクにはありえない世界観ですよね。
切実な崖っぷち体験があってこその音と詞であります。
そして間奏のギター♪たりらりらりらりたりらりらりらりら〜 ちゃらっちゃー、が好きです。
二番に入る前の坂さんの♪でんどんどん でん どんどどん、も好きです。
2005.01.20
8.小さな約束
これは、名曲中の名曲っていうのはだれでも聴けば一発で解りますよね。
シミさんのベースが耳にも腹にも心にもすごく響くんだなあ。
シミわたる名曲でございます。 ←うまい!!
初めて生で聴いたとき、Aメロの坂さんのドラミングが渋くて感動しましたし。
淡々と始まり、疑問提起の部分が来て、じゃこうしようぜ!とサビになり、
そして間奏で切ない気持ちの側面を表し、そして再度約束する、とそんな流れに聴こえます。
もう!!どうしてこんなに全員情緒豊かに人生を奏でることが唄うことができるの!?!?
保証できるのは気持ちだけだよなあ。
何がどうなるか解らないもの。
でも気持ちくらいは傾けたいよね。口ばっかりとか、物ばっかりじゃなくて。
そういう気持ちだけが本物かもしれないものね・・・・・。
それ以上何ができるか、っていうと無責任な約束ってできないからさ。
またここで逢おうよ、って気持ちくらいしか保証できないよね。
それが本来的には一番価値のある約束だと思うし。
それこそが馬鹿正直な誠実さかな。
2005.01.20
9.生きてていいですか?
おりゃああああ〜、これでどうじゃあ〜!!!と暴走に近い突っ走り感がありますよね(笑)。
もうね、死にたくなったり、自分って死んだ方がいい?とか思ったらもちろんこの曲!!
そうよ、世の中、盗みやらズルやら見栄っ張りやら、酷いヤツがでかいツラしてんだから、
真面目な人は少し見習って、図太くなったらいいと思うわ(爆)。
喰いっぱぐれないために刑務所に行きたくて殺人するヤツがいるような世の中ですからね。
そんだけ図太く非合法な鬼畜も堂々と生きてるわけだし、
しかも死のうと思ってないみたいですからね、そういう鬼畜に限って。命根性汚い。
「生きてていいですか?」なんて己を顧みることのできる人間は殊勝ですよ。
そんな風に思える人こそ生きててくださいよ!!っちゅう。
そういう人こそ、生きることの罪深さをよく解っているはずなんだわ。
そもそも人間なんて生きてるだけで罪深い感じがしますわ。
っていうアタシは無神論者に近いので、宗教観ならぬ、持論の哲学ですけどね。
一時期、真剣に「死んだ方が・・・・」と思いつめたりしましたけど、
生まれてきちゃったんだから仕方ないわ、なんか意味があるんでしょ?と日々暮らしています。
だからといって「生きる意味」が解ったり「生きてて良い」て思えるわけじゃないので、
そんなときはこの曲を思いっきり唄う!!
こんなわたしも生きてていいですか!?!?!?!?と叫ぶとスッキリするね。
こういう疑問ってなかなか口にできないけど、大事なことでしょ?
そしたら“生きてりゃこそいいことあるだろう”“遠慮しないで生きててくださいよ”“ドンと胸張り生きててくださいよ”
なんてレスポンスしてもらえるんだもの。
しかもシミさんのありがたい笑顔で(爆)。
シミさんが高僧か仏様のように見えますよ。マジで。
「生きてていいですか?」という疑問に対する解答ではないのだけど、
許してもらえているような気がして救われる(爆)。
あ、でもいつも叫んでいるのはシミさんと同じパートだ(笑)!!!
2005.01.20
10.夢と現