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潮流

海乃 青三 かいの せいぞう は楽師の 辛一 しんいち と文筆家の 貝次 かいじ を兄にもつ芸術一家の末弟として生まれました。
幼い頃から書画に興味を持ち、自ら個性的な絵巻物を したた めていたといいます。
しかし齢も三十を過ぎてから、豊かで穏やかな海に面した小さな群落 榎本 えのもと 村に流されます。
海岸線の美しいこの地にひっそりと いにしえ よりたたずむ遺跡、人呼んで「 海乃祠 かいのほこら 」。
流人 るにん となった海乃はこの廃墟を隠れ家とし、多くの産物を遺します。
ここでは彼の無軌道な著作等を中心に、歴史に ゆかり ある文化的資料を順次公開していく予定です。

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