ごあいさつ
                             


ご訪問ありがとうございます。
2004年より、こちらの「お悩み相談室 くりこさんとお茶」のサイトを運営しております、くりここと坂口と申します。

昨年末から私事都合により、カウンセリングのご予約をお断りしておりましたが、この度正式に、カウンセリング業務の一切を終了させていただくことになりました。
これまで一部のお客様には大変なご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。


実は以前に三度、業務を休止したことがあります。

一度目は、練馬区から西東京市に自宅の転居をした時期です。
引っ越しのアレコレで、少しの間だけお休みをいただきました。

二度目は、病床の母のもとに通う日々と時期を同じくして、大学受験を控えた自閉スペクトラム症の息子の精神症状が悪化し、自宅でのカウンセリングが、またカウンセリングという仕事をすること自体が難しくなってしまった頃です。

今だからお話しできますが、クライエントさんが見える30分程前に息子がパニックを起こして大騒ぎとなり、頓服薬を飲ませて祈るような気持ちで鎮静するのを待つ、なんていうこともありました。

継続中のクライエントさん達が卒業されたのを機に自宅での面談カウンセリングを諦め、メールカウンセリングだけを続けることにしました。


2013年夏、息子の状態も安定したため、心機一転カウンセリングルームを移転して、面談カウンセリングを再開しました。
ところが秋になり、大学を中退し就活を始めた息子が、またも大きく調子を崩します。

そして三度目にお休みしたのは、昨年末、私の姉が他界した直後です。
あまりにも突然の、辛く哀しい別れでした。
ちょうどこの頃、何人かの方からカウンセリングのお申込みをいただいたのですが、とてもお引き受けする自信も余裕もなく、他のカウンセラーさんを紹介させていただきました。ご希望にそえず、大変申し訳ございませんでした。


その後も息子の調子は安定せず、今年に入ってから3回入院もしました。
今まで何度も仕事を再開しようかと考え、迷いました。
けれど、いくつもの過酷な出来事と必死に向き合ってきたため、私の中のエネルギーがかなり少なくなってしまったという現実を、認めないわけにはいきません。

エネルギー不足のまま仕事を再開し、大きな悩みや痛みを抱えたクライエントさんと向き合おうとするのは、クライエントさんに対しても自分自身に対しても、あまりにも不誠実だと感じました。

ネット上では時折、「自分自身が心の病を抱えているので、辛い人の気持ちがよく解る」ということをセールスポイントのように謳うカウンセラーを見かけます。
確かに気持ちはよく解るでしょう。しかし解るだけでは良いカウンセリングはできません。

仕事としてカウンセリングをするならば、何よりもカウンセラー自身が安定した精神状態を保ち、健全であるべきだと私は考えます。
あるいは、どんなに不安定であってもカウンセリングに一切影響しないほどの耐性や客観性を維持できる、という強い自信がなくてはいけません。
そうでなければ、安易に人の心のサポートを引き受けるのは無責任だと思っています。


私は、カウンセリングの仕事がとても好きでした。
好きだけれど、好きなだけでは続けられない仕事だということも実感してきました。
しばらく充電して気が向いたら再開しようとか、そんないい加減な気持ちでできる仕事でもありません。
今はまだ、先のことはわかりませんが、ここで一度区切りをつけて、きちんとご報告をしようと思いました。


このHPを開設してから、十年以上の月日が流れました。
このサイトを通して出逢った多くの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました。
またいつかどこかで、お逢いできたらうれしいです。


以前に私のカウンセリングを受けられたクライエントさんで、ご質問やご報告事項等ありましたら、どうぞ遠慮なくコチラまでご連絡ください。必ず返信いたします。


なお、今でもこのサイトには毎日、キーワード検索によってそれなりのアクセスがあります。
ほんのちょっぴりでも、誰かの何かに役立つことがあるのだとしたら…という思いから、とりあえずはこのまま、一部のコンテンツを残しておくことにしました。



                         

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