イチローはHEROだ!
(Mar.16,2004wrote)

シアトルといえば、マリナーズ。マリナーズといえばイチロー選手(以下イチロー 敬称略)。
10年前までは、日本人に馴染みがなかった「シアトル」という名前を
一気に有名にしてくれたのはイチローだと思う。
(1年先に入団していた佐々木選手ももちろん凄かったけどね)

私が渡米したとき、イチローはマリナーズで二年目を迎えていた。
初めてセーフコ球場に行ったときの興奮は今でもはっきり覚えている。

グランドと客席の間には、バックネットを除くと、
フェンス(金網)が全くなく、
日本の野球場よりも、グランドがすごく近く見えた。

あたりまえだけど、スコアボードも全て英語だし、
観客もアメリカ人ばかりだし、
なんだかそれだけでワクワクする。

最初に国家斉唱というのもアメリカらしいし、
ホットドック片手に野球観戦というのも、なかなかおつなもんであった。

さて、イチローである。

私は日本にいたとき、大リーグにはあまり興味がなく、スポーツニュースで
「へーイチローはまたすごいことをしたんだぁ、、」って感心する程度だった。

日本でイチローイチローと報道されているのを見ているときも
日本のマスコミが騒ぎすぎているだけで
アメリカではそこそこの人気なんでしょう、、と思っていた(生意気ですいません)

ところがである!!

イチロー人気はアメリカでもすごかった!!

まず、観客席。
イチローのユニフォームを着て応援しているアメリカ人がとても多い。
小さな金髪の子供がイチローの51番のユニフォームを着て、試合開始を待っている。

そして選手紹介+選手入場。

一番はもちろんイチロー。

彼の名前がアナウンスされ、イチローが姿をあらわすと、
球場内は大歓声になるのだ。
みんな立ち上がって、イチローイチローと叫んでいる

イチローがバッターボックスに入ると、これまた大歓声。
特に、イチローの前に、走者がいるときなんて、
どこからか「イ・チ・ロー!イ・チ・ロー!!」とコールが起こり
観客席中が大合唱になる。

球場全体が 1人の日本人、イチローに注目している。

そしてそんな中、彼は打つのだ。

本当にすごい!!

こちらに来てから慣れない言葉、慣れない生活環境で大変なことがたくさんあるが
イチローは、その大変なことを乗り越えて、アメリカでHEROになっている。

アメリカの子供たちがイチローのバッティングフォームを真似し
イチローの守備に歓声をあげている。

日本で考えている以上に、メジャーの試合日程はすさまじいし
移動距離だって日本の比ではない。
しかも時差のあるこの国を横断、縦断し、
その状態で素晴らしい結果を出すイチロー。。。

ほんとうに、
すげーなぁ。。(←私の中ですごいの最上級)

3年目の昨シーズン、イチローはとても英語がうまくなり
マリナーズのCMでも流暢な英語を披露していた。

同じ日本人として、少しはイチローを見習おうと思う今日この頃である。