義親来襲!!
(Sep13, 2006 wrote)

日本から誰かが遊びに来てくれる。
シアトルまで会いにきてくれる。

普段、日本から離れている私は、すごく嬉しい。

でも、実はすごく疲れることでもある。

なにしろ東京と違い、シアトルには電車がない。
どこかに移動するには、私が車を運転する。

日本人が多い割に、シアトルで日本語が通じるのは、
マリナーズ球場と日本食レストランくらいで
あとは英語ONLYである。

少しは聞き取れるようになった英語を駆使し、通訳するのも私である。

そして広い家に住んでいたので、ぜひお泊まりなさい、となる。
そうなると、寝泊りの世話もある。

それから、たいていの人は、
どこに行きたい、とか何も決めないでやってくる。

ここがLAだったら、ディズニーにでも連れていくのだが
あいにくシアトルの目玉といえば、イチローくらいしかない(^^;
となると、連れていくところも考えないといけない。

ドライバーであり、通訳であり、ホテルウーマンであり、添乗員であり。

一人4役をこなすのは、なかなか骨が折れる。

いや、誰もそんなの求めてないってのは分かるのだが

せっかく来てくれるんだから楽しんでもらいたいって気持ちが強くなり
勝手に空回りしていた気もする。

そして私が最も疲れたのは、

何を隠そう(隠してないか 笑)、

たいぞうの両親が遊びに来たときだ。

私に何の相談もなく、
2週間も滞在することになっていて、驚く私。

そのうち一週間はたいぞうも休みを取るらしい。

でも、あとの一週間は??

不安ではあったが、家も広いし、なんとかなるか、と了承した私が馬鹿だった。

はるばる関西から来てくれた義親は、
はちきれんばかりの笑顔を浮かべ

「みかろうちゃん!来たでーーー!!」と大量のお土産をどさっと置いた。

たいぞうの好きな田楽用ミソ
たいぞうの好きなうなぎ
重かっただろうに、自家製の梅酒まである。

ああ、なんて素敵なご両親だろう、、

この日、私は
誠心誠意お世話しようと心に誓った。

誓ったというのに
3日目にして、後悔することになる。(早っ!)

だいたい、シアトルに2週間滞在しても、
行くところなんてないのだっ!!

最初の一週間は、たいぞうも休みを取っていたので、
毎日、いろいろなところに連れていった。しかも遠出である!遠出!

シアトルダウンタウン、マウント・レーニア、オリンピック半島、カナダのビクトリア

毎日毎日、遠出と外食が続き、全員が疲れと胃もたれ状態。

翌週はたいぞうが出勤。
ということは私が面倒をみないといけない。

疲れているので、家で寝ていたいところだが
家にいればいたで「間が持たない」

なにしろ、TVは全て英語!新聞も全て英語!!

頼みの綱はケンシロウだけだが、ケンシロウも既にグロッキー
ベットの下から出てきやしない(裏切り者めがっ!)

「お風呂につかりたい」といわれたので、お風呂をためてあげる。
でも、アメリカの浴槽は日本と違って、膝までしかつかれない。
もちろん追い炊きなんて機能はないので、どんどんぬるくなる。
しかも、一人一人お湯を抜かないといけないことが分かって
それはもったいない、と義父も義母も一度しか入らなかった。

また、ある日。
「みかろうちゃん、洗面器はないやろか?シャワーだともったいない気がして」と言う。

うちの母もそうなのだが、身体や髪の毛を洗うときは、洗面器にお湯をためて使っているようだ。
その気持ちはよく分かったので、お風呂用品を売っている店に行ってみるがそんなのない!!

そりゃそうだろう。アメリカ人はシャワーなのだから、洗面器なんていらないのだ。
仕方なく、大き目のバケツを購入して、洗面器代わりに使ってもらったが
よくよく考えると、そのバケツ代のほうが水道代より割高だったのではないか??

「みかろうちゃん、コンニャクが買いたいんだけど。。」といわれても
コンニャクなんて、近くのスーパーじゃ売ってないわけで
ちょっと離れた日系スーパーに行くしかない。

何か買いたいものありますか?と聞くと、絵の道具が欲しいという。
絵の道具ってどこに売ってるのか分からなくて、また調べる。
そして連れて行き、説明文を和訳してあげ、レジまで着いていってあげる。

いや、私がやるのが当たり前なのだ。分かってはいる。

分かってはいるのだが

考えてもみてほしい。(T▽T)

もうかれこれ10日以上!24時間ずーーーーっと 一緒なのだ

ここが日本なら、外出も放っておけるが、ここはアメリカ。
1から10まで面倒をみてあげないといけない。

ぶっちゃけ、たいぞうの親とはいえ、私にとってはあくまで他人。
結婚する前は、顔も知らないおじちゃんとおばちゃん。
私の両親とは、性格も価値観も全然違う二人である。

さすがに疲れた私は
だんだんお愛想もいえなくなり、

みかろうちゃん、と話しかけられるだけで、
胃痛が起こるように・・・

義親に日本から持ってきてもらった
「大正漢方胃腸薬」をさっそく開けたのは私である。

朝起きると頭痛である。
タイレノール(アメリカのバファリンみたいなもの)も常用中である。

片や、義親たちもグロッキー気味である。

異国での生活も1週間が過ぎると疲れてくる。
お風呂に入りたい、、、
日本の美味しいものが食べたい、、、と思っていることがよく分かる。

特に、義母は、私に気を使いすぎて、目が回っている。
顔を見れば分かる。
こっそりバファリンを飲んでいるようである (すまん!)

最終日、私はたいぞうに懇願した。

お願いだから彼らを外に連れ出してくれっ!
私をこの家で一人にさせてくれっ!!!

と・・・・

さすがのたいぞうも、私の剣幕に驚いたらしく
翌日は会社を休み、
自分の親たちを連れて、どこかに遊びに行ってくれた。

がらんとした、いつも通りの家・・・



はーーーーーーーーーーー




か・・・い・・・・か・・・ん (古い?)




ケンシロウものびのびしているのが可愛い。


これをお読みの旦那衆たち。
嫁はこんなふうに結構大変なのです。

自分の親を呼ぶときは、
自分も会社を休んで接待するように!!!これ約束でっせ!

さて、この話は次にもつづきます(笑)