問題ナンバー 8の答え ★電子探偵団の会話をどうぞ……★
『みずき「スリーボックス、スリーライン?そのくらいの英語なら、あたしだってわかるよっ。」
みずき「直訳すれば、三つの箱と三つの線てことじゃん。」
飛鳥「そこまでは、マコトにもダイにもわかるだろ。問題は、その先だよ。」
ダイ「うん、そうだよね。どこかってきく以上は、地名をさしてるってことかあ。三つの箱と三つの線ねえ。うーん、どこかなあ。三が丘なら風浜駅の近くにあるけど。ほら、サッカーの風浜エルフスのホームグラウンドがあるところ。でも、ちょっとちがうよねえ。」
マコト「風浜駅の構内でよびとめられたっていったよね、飛鳥。」
マコト「てことは、そのイラン人、これから電車に乗ろうとしてたってことじゃないかな。だったら、それ、駅名だったとか。」
飛鳥「うん、それはぼくも考えたよ。だけどそんな名前の駅って、ある?」
みずき「ちょっと待って」
みずき「三つの線ていうんだから、それ、三番線のホームのことなんじゃない。ホームは箱みたいな形もしてるし。」
飛鳥「そうかなあ。」
飛鳥「ホームなら、階段の上り口のところに大きく数字がでてるもの。いちいち人にきくようなことしゃないよ。」
みずき「あ、それもそうだね。」
ダイ「やっぱり駅名かな。ちょっと待って。鉄道地図を見てみるよ。」
ダイ「箱とか線のつく駅名ね。ないなあ、そんなの。箱根ぐらいっきゃないや。」
なにかもっとべつの考えかたはできないのか、とマコトは思った。『ドコデスカ?』ときいたのは、じつは日本語のまちがいで、ほんとうは『ナンデスカ?』とききたかったのだとしたら?だったら、質問はぜんぜん別の意味をもってくる。風浜駅の構内にはデパートのショーウインドーもあって、さまざまな商品がかざられている。たとえばそのなかに、イランあたりでは見なれない品物があったとしたら……。
品物?マコトの頭のなかで、その漢字がおどった。そうか!
マコト「やっぱり駅名だったんだよ!」
マコト「えっへん、よく見ていてくれよ。」
〈品川〉
と書けば、おわかりいただけただろうか。「品川」という漢字。まさに、三つの箱に三つの線ではないか!