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安達伸生
水戸黄門漫遊記 飛龍の剣 みとこうもんまんゆうきひりゅうのけん
監督 安達伸生
公開年 1951年
評点[A’]
感想  今日は、大河内傳次郎主演の『水戸黄門漫遊記 飛龍の剣』を観た。監督は安達伸生で、昭和二十六年(1951)の作品。

 東海道は赤坂宿の近くに住むお米(関千恵子)・お光(春野すみれ)姉妹は白ひげを生やした不思議な老人(大河内傳次郎)に何かと親切にしてもらった。その老人こそは水戸の光圀公である。光圀は佐々木助三郎(本間謙太郎)・渥美格之進(阿部九州男)と共に、城内で秘密の工事をしているという噂のある尾張城下に向かい、尾張の徳川義春公に面会しようとしていたのであった。

 大河内傳次郎の水戸黄門は昭和九年の『水戸黄門 来国次の巻』(監督:荒井良平)などの3本以来だという。
 前半から中盤にかけては水戸黄門ものの定番的エピソードが続くが(脚本:八尋不二)、それがコミカルで大河内傳次郎も乗って演技しているようで楽しい。終盤の月形龍之介が演ずる悪役との対決は緊迫感がある。脇差を持って静かに迫る月形の迫力はさすが。 時折コマ落しやスローモーションを交えたコミカルな演出も滑っておらず(撮影:武田千吉郎)、昭和九年の無声映画版同様のユーモアとテンポの良い展開で楽しませてくれる娯楽時代劇の佳作。
 しかし、題名と内容は何の関係があるのだろうか……?(笑)(2006/01/03)

安達伸生
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