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出崎統
エースをねらえ! ええすをねらえ
監督 出崎統
公開年 1979年
評点[A’]
感想
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劇場版 エースをねらえ!
劇場版
エースをねらえ!

 『エースをねらえ!』の劇場版を観た。監督は出崎統で、昭和五十四年(1979)の作品。

 全国レベルの西高のテニス部に所属する一年生部員・岡ひろみ(声:高崎真)は、新任の宗方コーチ(声:野沢那智)によって突然、正選手に選ばれる。プレッシャーの中、ひろみは宗方やお蝶婦人(声:池田昌子)・藤堂貴之(声:森功至)らの励ましを受けて成長していく。

 言わずと知れた、山本鈴美香原作の少女マンガの映画化(脚本:藤川圭介)。監督と作画監督の杉野昭夫は昭和四十八年のアニメ『エースをねらえ!』旧シリーズのスタッフで、藤川圭介は昭和五十三年の『新エースをねらえ!』の脚本家の一人。
 この劇場版はテレビ版の再編集ものではない新作。範囲としては『新』と同じく原作の第一部までで、わずか90分弱にするため岡ひろみが部員にいじめられるエピソードや試合のシーンなど、ほとんど省かれている。しかし、宗方が岡を見出す過程などオリジナルの要素も加わっており、切り詰めてギクシャクしたところは無く、一本の映画として巧みに成立している。
 ただ、終盤に宗方が語る、彼が岡ひろみを選んだ理由については「?」だった。あれはどうか……。最後の台詞もちょっと首をかしげた。
 絵柄的にはテレビアニメの旧シリーズと後に製作される『エースをねらえ!2』の中間といった感じ。個人的には、『エースをねらえ!』のアニメシリーズ(旧・新・劇場版・2・ファイナル)の中では、この劇場版の絵柄が一番好みだ。(2002/11/02)

出崎統
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