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古沢憲吾
青島要塞爆撃命令 ちんたおようさいばくげきめいれい
監督 古沢憲吾
公開年 1963年
評点[C]
感想  今日は、古沢憲吾監督の『青島要塞爆撃命令』を観た。昭和三十八年(1963)の作品。

 第一次世界大戦時、日本は日英同盟を結んでいる英国の側に立って、青島のドイツ軍要塞を攻めることになった。陸海からの攻撃が不可能なビスマルク砲台を空爆で破壊するため、誕生から間もない海軍航空隊に出動が命ぜられる。しかし、いまだ飛行機は低性能で、隊長・大杉少佐(池部良)以下の隊員たちは悪戦苦闘する。

 海軍航空隊幼年期を描いた物語で、特技監督が円谷英二というので期待していたのだが……。冒頭から、開放式の座席から顔を出している搭乗員が全く風圧を受けていないように見え、前席と後席で地上並みに自由に会話していたので、ガッカリしてしまった。いくら時速200kmも出ない飛行機だといっても、リアリティが無さ過ぎる。
 肝心の空中特撮も、軍艦の大砲発射や地上での砲弾の爆発の再現にくらべるとイマイチ。また、ストーリーの面でも女スパイ(浜美枝)云々はテーマをボカすだけだったような。野郎ばかりの戦争映画なので女優を出そうとしたのかもしれないが。それだったら、爆撃をするための苦心惨憺の工夫や訓練風景を描いてほしかった。
 隊員として佐藤允・加山雄三などが、海軍の司令長官として藤田進が出演。(2002/12/20)

古沢憲吾
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