Return to監督別邦画備忘録Top pageHOME PAGE
冬島泰三
鬼あざみ おにあざみ
監督 冬島泰三
公開年 1950年
評点[C]
感想  今日は、長谷川一夫主演の『鬼あざみ』を観た。監督・脚本は冬島泰三で、昭和二十五年(1950)の作品。

 明治維新前夜、上総の国は茂原の代官(香川良介)の息子・並木礼三郎(長谷川一夫)は、貧家の娘お光(山根寿子)と江戸に駆け落ちした。しかし、風雲急な江戸の街は二人の運命を大きくねじ曲げる。

 冒頭とラスト近くは明治維新直後で、回想形式で主なストーリーは展開する。回想の中の長谷川一夫は若作りしているが、ちょっと厳しいものがある。特に、幼さを表現するため鼻にかかったような甘ったるい喋り方をするのが気になった。むしろ冒頭の、二枚目らしからぬヒゲ面の方に意外な魅力を感じた。
 何度も偶然が作用するストーリーに無理があり、その上、キャラクターも自己中心的に見え、酷い目に遭うのも自業自得のように思えてしまった。山根寿子の哀れそうな雰囲気はリアルだったが。見どころは終盤の緊迫感ある展開くらいか。(2004/03/03)

唄祭り 江戸っ子金さん捕物帖 うたまつりえどっこきんさんとりものちょう
監督 冬島泰三
公開年 1955年
評点[C]
感想  今日はそれと美空ひばり主演の『唄祭り 江戸っ子金さん捕物帖』を観た。監督は冬島泰三で、昭和三十年(1955)の作品。

 江戸の天保年間の正月、市村座で新年公演中の役者が殺される。その後、女軽業師の春駒太夫(美空ひばり)の小屋の楽屋裏でも殺人事件が発生し、金さんこと遠山金四郎(若山富三郎)は巾着切りの銀二(川田晴久)を手下として謎を探る。

 歌と踊りが一杯のお正月向け映画。ただ、連続殺人事件の裏にある陰謀のシリアスな部分が暗くて歌と踊りの部分と水と油になっていて、アイドル映画としては中途半端に見えた。美空ひばりの登場部分も少ないし。
 長屋の大家役に柳家金語楼。金さんの婚約者ちぐさ役に瑳峨三智子。(2002/08/12)

冬島泰三
掲示板 Return to監督別邦画備忘録Top pageHOME PAGE