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国木田三郎(國木田三郎)
義士外伝 忠僕直助(義士外傳 忠僕直助) ぎしがいでんちゅうぼくなおすけ
監督 国木田三郎
公開年 1939年
評点[B]
感想  今日は、国木田三郎監督の『義士外伝 忠僕直助』を観た。昭和十四年(1939)の作品。

 のちに四十七士の一人となる岡島八十右衛門(尾上菊太郎)が城中で大野九郎兵衛(瀬川路三郎)に恥をかかされると、岡島に仕える中間〔ちゅうげん〕の直助(原健作〔健策〕)は大野に復讐しようとして止められる。怒りを抑えられない直助は岡島のところから出奔して大坂へ行き、思わぬ行動に出る。

 忠僕の代表とされている直助を主人公としたオリジナルストーリー(原作・脚本:江戸川浩二)。
 下僕がこれほどまでに主人に尽くす強い“忠義心”や主従の関係というものやは現代人、特に戦後の人間には理解しづらいものがあるかもしれないが、原健作の真面目な演技にも助けられ、その志は美しいものであると思わされる。岡島のところから出奔してしまった直助の行動のアイデアも面白い。
 ただし、原健作にはあまり華がなく、ストーリーには意外性がなくトントン拍子で進んでしまうため、全体に少々アッサリしすぎていて地味な印象の作品。ラストシーンはちょっと良いが。(2005/11/03)

国木田三郎(國木田三郎)
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