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大島渚
愛と希望の街 あいときぼうのまち
監督 大島渚
公開年 1959年
評点[A’]
感想  今日は、大島渚監督の『愛と希望の街』を観た事実があった!(←なんつう言い回しぢゃい)昭和三十四年(1959)の作品。

 暗いよ〜!しくしく(笑)。しかし、監督第一作でこれを作ってしまう大島渚ってやっぱり凄いんだろうな。母子家庭で病身の母と精神遅滞児の妹を養うために、ハトを売る少年。しかしそのハトは、買い手の所から必ず逃げ帰ってくるのであった。ブルジョア家庭の娘がハトを買い、その手口を知ってからも、敢えて再び買う。そして…。
 一時間少々の小品だけど、これで一時間半や二時間もあったら辛抱たまらん(爆)。

 この作品の題名はは大島渚のオリジナル脚本の原題『鳩を売る少年』のままにしたかったのに、会社側の意向で『愛と悲しみの街』にされて、さらに公開前に『愛と希望の街』なんつう大いに看板に偽りありの恥ずかしい題名にされてしまったそうだ。彼は「松竹では悲しみと希望が同義なのか!」と荒れたとか(笑)。
 あるサイトで見かけた説によると、鳩を売るってのは売春のメタファーでもあるそうな。そう言われると、少年の担任の女性教師の台詞にヒントがあった。(2000/05/01)

少年 しょうねん
監督 大島渚
公開年 1969年
評点[A]
感想
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少年
少年

 今日は、大島渚監督の『少年』を観た。昭和四十四年(1969)の作品。

 父(渡辺文雄)と母(小山明子)とチビ(木下剛志)、そして少年(阿部哲夫)の一家は、“当たり屋”を生業としていた。少年の目から見た家族と世界の姿。

 昭和四十一年に話題となった、実在の当たり屋一家を題材とした田村孟の脚本を映画化。
 なんといっても“少年”の暗い目とモノローグが素晴らしい。意識的な演技は出来ないであろうチビも良い。大島監督の演出力に感服。沈んだ色調の冷たい画面(撮影:吉岡康弘・仙元誠三)の中で、静かな迫力がある。(2001/04/17)

夏の妹 なつのいもうと
監督 大島渚
公開年 1972年
評点[C]
感想
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夏の妹
夏の妹

 今日は、大島渚監督の『夏の妹』を観た。昭和四十七年(1972)の作品。

 本土復帰直後の沖縄に、若い女性二人が降り立つ。異母兄かもしれない大村鶴男(石橋正次)に会いに来た菊地素直子(栗田ひろみ)と、その保護者の小藤田桃子(りりィ)である。桃子は近く、素直子の父である菊地浩佑(小松方正)と再婚予定があった。二人は、元日本軍人の桜田(殿山泰司)・鶴男の母(小山明子)・鶴男の母の昔の情夫であった国吉真幸(佐藤慶)・沖縄民謡の歌手の照屋林徳(戸浦六宏)たちと出会う。

 登場人物の人間関係が複雑だが、大きなドラマがあるわけでもなく……。本当の父親が菊地浩佑か国吉真幸か不明な鶴男は、日本か外国か曖昧な沖縄そのものを象徴しているのだと思うが、あとはよくわからない。なんだか沖縄の観光映画みたいに感じられた。栗田ひろみは可愛いが、演技が少々キツイ。(2002/12/05)

戦場のメリークリスマス せんじょうのめりいくりすます
監督 大島渚
公開年 1983年
評点[超A]
感想
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戦場のメリークリスマス
戦場のメリークリスマス

 今日は、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』を観た。昭和五十八年(1983)の作品。

 1942年末、ジャワ島の軍事法廷にイギリス軍のセリアズ中佐(デビット・ボウイ)が送られてくる。捕虜収容所所長のヨノイ大尉(坂本龍一)は彼に興味を抱き、自分の管理する収容所に入れる。彼によって捕虜収容所の何かが変化し、ヨノイ大尉と収容所の秩序を維持しようとするハラ軍曹(ビートたけし)と日本文化を解する捕虜のローレンス中佐(トム・コンティ)たちは、それに巻き込まれざるを得なくなる。

 公開当時、デビット・ボウイと坂本龍一、そしてビートたけし(北野武)という異色のキャスティングが大きな話題となった作品。音楽も担当した坂本龍一は音楽家としても俳優としても世界的に有名になり、ビートたけしも、のちに映画監督になるきっかけとなった。また、この作品は「男たち、美しく」というキャッチコピーが示すように、同性愛が前面に打ち出されたことでも話題となった。
 話題性の高かった作品だけに批判も集まり、難解と言われることが多いが、これは感性で観る作品だと思う。個人的には、セリアズとヨノイよりも、ハラとローレンスの交流に惹かれた。また、映像的にも見るべきものが多く、特に収容所の庭に捕虜たちが全員集合させられるシーンは、夢の中の情景のように見えた。そして、有名なラストシーンは最高。実は、今のところ邦画の中では最も見た回数の多い作品。

 数年前に出たDVDを買ったが、画質がイマイチなのが残念…。(2001/11/25)

御法度 ごはっと
監督 大島渚
公開年 1999年
評点[B]
感想
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御法度
御法度

 今日は久しぶりに映画館に行って大島渚監督の『御法度』を観る。う〜ん、ある意味、非常に凄い…。(2000/01/09)

大島渚
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