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斎藤武市
愛と死をみつめて あいとしをみつめて
監督 斎藤武市
公開年 1964年
評点[B]
感想
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愛と死をみつめて
愛と死をみつめて

 今日は、斎藤武市監督の『愛と死をみつめて』を観た。昭和三十九年(1964)の作品。

 顔を軟骨肉腫に冒されて入院している小島道子(吉永小百合)には、数年前から文通しているペンフレンドの高野誠(浜田光夫)がいた。道子の入院が長引くにつれ、思いをつのらせる二人だったが、道子の最期は確実に近づいてきていた。

 当時、満都の紅涙を絞った闘病記(原作:大島みち子・河野実)の映画化(脚本:八木保太郎)。吉永小百合&浜田光夫の“青春コンビ”は、まさにハマり役。その先には絶望しかない道子と、無限の未来が開けている誠の対比がよく表現されていた。若き日の吉永小百合が美しいだけに、顔を冒される病気の悲劇性が際立つ。
 しかし、やはり今の目で観ると感傷過多な部分もあるし、吉永小百合が最期まで美しすぎ、健康的すぎるだと思う。ただし、患者本人と周りの間の深まる溝は表現されていた。道子の父親役は笠智衆。(2001/12/27)

斎藤武市
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