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山口和彦
けんか空手 極真拳 けんかからてきょくしんけん
監督 山口和彦
公開年 1975年
評点[C]
感想  今日は、千葉ちゃん主演の『けんか空手 極真拳』を観た。監督は山口和彦で、昭和五十年(1975)の作品。

 空手一筋に生きる大山倍達(千葉真一)は、愛弟子・有明省吾の死や自らの拳が引き起こした事件を乗り越えて、極真空手を目の仇にして圧迫を加える洗武館館長の仲曽根(成田三樹夫)と対決する。

 御存知、マス大山こと大山倍達を描いた劇画『空手バカ一代』を基にした作品で、フィクション度は劇画に劣らない。有明省吾の暴れッぷりとその最期は笑ってしまうほどだし、ブルース・リーブームのあとの作品なので、どうしても千葉ちゃんはちょっとリー入ってる演技。千弥子夫人(多岐川裕美)とのなれそめ(?)のエピソードも凄い。
 ただし、千葉真一の肉体と動きは本物だし(空手が強いかは別として)、仲曽根一門との最後の対決は、大山倍達が傾倒している吉川英治『宮本武蔵』の、武蔵が京都の吉岡一門と戦う一乗寺下り松の決闘へのオマージュになっていて面白かった。(2002/03/03)

山口和彦
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