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安彦良和
アリオン ありおん
監督 安彦良和
公開年 1986年
評点[B]
感想
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アリオン デラックス版
アリオン
デラックス版

 今日は、アニメ映画の『アリオン』を観た。監督は安彦良和で、昭和六十一年(1986)の作品。

 古代ギリシア、まだ神と人とが分かたれていなかった時代。地を支配するゼウス(声:大久保正信)と海を支配するポセイドン(声:小林清志)と地下の冥界を支配するハデス(声:大塚周夫)とが相争う中、神々と戦うことになった少年アリオン(声:中原茂)と少女レスフィーナ(声:高橋美紀)の運命。

 『機動戦士ガンダム』で有名な安彦良和が、原作・脚本(田中晶子との共同脚本)・監督を兼ねた作品。キャラクターデザイン協力として漫画家の山岸涼子の名もある。私はガンダム世代のためか、キャラクターデザインが非常になじみやすく感じた。主人公も良いし、レスフィーナも薄幸の少女を描かせたら安彦良和の右に出る者なし。
 内容の方は、神話的世界が舞台のためスケールが雄大で、キャラクターや舞台の設定も凝っている。ゼウスの娘である女神アテナ(声:勝生真沙子)やアリオンの子分のセネカ(声:田中真弓)などのキャラクター設定が面白い。
 ただし、各要素には魅力があるものの、物語の展開やキャラクターの行動が唐突な感がある。アイデアの一つ一つはユニークなのだが、それをまとめる何かが少し足りないように見えた。もう少しで傑作になることができた惜しい作品、という感じ。
 主人公二人の声優は新人だったのか、周りのベテラン声優に比べるとちょっと素人っぽい感じがした。(2003/03/18)

安彦良和
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