Return to監督別邦画備忘録Top pageHOME PAGE
ルパン三世 バビロンの黄金伝説 るぱんさんせいばびろんのおうごんでんせつ
監督 鈴木清順・吉田しげつぐ
公開年 1985年
評点[C]
感想
Amazon
ルパン三世 バビロンの黄金伝説
ルパン三世
バビロンの黄金伝説
Amazon
劇場版 ルパン三世 DVD LIMITED BOX
劇場版ルパン三世
DVD LIMITED BOX

 今日は、アニメ映画の『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』を観た。監督は鈴木清順と吉田しげつぐで、昭和六十年(1985)の作品。

 古代バビロンの財宝の謎を探るため、ルパン三世(声:山田康雄)一味はニューヨークに来ていた。ロゼッタ婆さん(声:塩沢とき)にヒントをもらって謎の手がかりを得たルパンたちを、マルチアーノ(声:カルーセル麻紀)率いるニューヨークマフィアが追う。

 『ルパンVS複製人間』『カリオストロの城』に次ぐ『ルパン三世』の劇場版第三弾。テレビ版の監修をしていた鈴木清順が監督として名を連ねている(脚本:浦沢義雄・大和屋竺)。
 鈴木清順が関わってはいるが、ルパンたちと悪の組織が“お宝”の争奪戦をするという、年に一度製作されているTVスペシャル版同様の定番のストーリーで新味はない。むしろ、この作品がそのフォーマットを生み出したのだが。ストーリー以外も、ヒロイン・敵キャラの全てがキャラが立っておらず魅力なし。絵柄も癖があって日本人好みではないと思う(作画監督:青木悠三・柳野龍雄・尾鷲秀俊)。正直言って劇場版の前2作には及ばない作品。
 ただし、のちの作品とパターンが同様なので、一本の劇場用映画としてみると魅力不足ではあるものの、ルパン三世好きの人なら『ルパン三世』シリーズの一本として鑑賞すれば、そこそこ納得できるかも? TVスペシャル版のフォーマットを生み出した功績はあるか?
 聞くところによると、当初は押井守が監督する予定だったが構想が独自すぎて降板させられ、この作品が急ぎ作られたので、製作時間が足りなかったという。名義を借りられた鈴木清順監督にとっては不幸だったかも。
 声優として、塩沢とき・カルーセル麻紀そして主題歌担当の河合奈保子が特別出演している。塩沢ときは上手いが、あとの二人は素人っぽい。(2005/09/24)

掲示板 Return to監督別邦画備忘録Top pageHOME PAGE