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昭和二十六年(1951)

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稲妻草紙 いなづまぞうし
監督 稲垣浩
公開年 1951年
評点[B]
感想
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稲妻草紙
稲妻草紙

 今日は、阪東妻三郎主演の『稲妻草紙』を観た。監督は稲垣浩で昭和二十六年(1951)の作品。

 上意討ちをするため船来源三郎(三国連太郎)を追っている有馬又十郎(阪東妻三郎)は、祭の近いある町で出会った女お雪(田中絹代)に惹かれる。しかし、彼女は昔、源三郎と恋仲だった。さらに、又十郎に代わる六人組の刺客が町に現れた。

 阪妻と稲垣浩の『無法松の一生』のコンビで作られた作品。全体として登場人物の心理描写が細やかだが、テンポがかなりゆっくり目に感じられる。また、殺陣は最後の一回しかなく、それも派手な斬り合いではないので“阪妻の殺陣”を期待して観ると裏切られるかもしれない。かえってリアルなのだろうが、晩年の阪妻の健康状態のためでもあるだろうか。
 源三郎が太鼓の叩き方を演ずるシーンで、『無法松』のセルフパロディをやったのは面白かった。(2002/07/19)

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昭和二十六年(1951)
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