Since Jul.15,97

らくが記 340*110 10KB

12月24日:サンタクロースの真実
「義賊 三太九郎」

義賊 三太九郎 320*240 11.7KB

spacer
spacer
 う〜む、十一カ月ぶりの更新…。

 君は知っているか。 サンタクロースの真実を。 サンタは日本生まれだった。

 サンタクロースは、 江戸時代の義賊“三太九郎”が元祖である。 幕末も近い天保年間、 深紅に染められた異様な衣装に身を包み、 豪商や大名・旗本屋敷専門に荒らした 盗賊・三太九郎は庶民の間でヒーローとなり、 大きな袋を背負っていたことから“福の神”と呼ばれ、 盗んだ金を民衆に分け与える義賊とされた (実際に金をばらまいたかどうかは疑わしい)。
  彼は捜査の手をかいくぐって江戸の街を跳梁したが、 遊び人に姿を変えていた遠山の金さんこと 遠山左衛門尉景元に尻尾をつかまれ、 刑場の露と消えた。

 白浪物(盗賊の話)を得意とした 狂言作者(歌舞伎の脚本家)河竹黙阿弥によって 『歳末夜半財神』(としのくれよわのさいじん) が作られるなど江戸時代には人口に膾炙していたが、 盗人がヒーローというのは非道徳的だというので明治維新ののちは政府が弾圧し、 “劇聖”九代目市川團十郎もこの脚本を嫌ったことから、 日本では完全に忘れられた。
 しかし、 江戸末期に海外にこの話が伝わってからは西洋で広く知られるようになった。 いつしか“Santakurou's tale”という題名が 「サンタクロース」と略されるようになり、 終戦と共に進駐してきたアメリカ軍によって“三太九郎” の話が逆輸入されたというのが真相である。

――『世界の珍談・奇談』民明書房より
★楽描き★

 江戸時代の錦絵からの模写(嘘)。

「らくが記」へ戻る

HOMEPAGEへ戻る

御感想をお待ちしてます。 掲示板へどうぞ。


メールはこちらへ